2019.05.17

群馬クレインサンダーズの藤原隆充、18シーズンのキャリアに幕「感謝の気持ちでいっぱい」

現役引退を表明した藤原 [写真]=B.LEAGUE
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 群馬クレインサンダーズは5月17日、藤原隆充の現役引退を発表した。

 40歳の藤原は、184センチ85キロでポイントガード兼シューティングガード。九州産業大学卒業後の2001年に新潟アルビレックス(現新潟アルビレックスBB)に入団し、2008年まで在籍した。その後、滋賀レイクスターズで5年間在籍すると、2013年に新潟へ復帰。2015年からは群馬に所属し、在籍4年目となった今季はレギュラーシーズン22試合とB2プレーオフ1試合の計23試合の出場で27得点(1試合平均1.1得点)にとどまった。

 現役引退を表明した同選手は、クラブ公式HPを通じて以下のようにコメントした。

「トライアウトから始まったプロ選手生活も気付けば18シーズン。自転車で片道1時間かけて通っていた新人時代を昨日の事の様に想い出します。JBL、スーパーリーグ、bjリーグ、Bリーグ、バスケット界の進化と共に僕がここまで闘い抜いて来れたのも、ファンの皆様、スポンサー様、スタッフ、仲間達の熱い支えがあっての事だと思っています。そして、長きに渡り陰ながら支えてくれた家族、両親に愛を込めてありがとう。今はただただ関わってくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございました」

 また、宇留賀邦明球団代表も、公式HPを通じて以下のようにメッセージを送った。

「群馬で4年間一緒に戦ってきましたが、最年長ながら誰よりも努力をして汗を流す姿や、プロとしての心構えなどを若い選手たちに行動で示してくれた事が、このチームの成長の一因になった事は間違いありません。チームの勝利のために、求められる役割を十分に理解してチームをまとめ、大きく貢献をしてくれた事や、その親しみやすい人間性で多くのブースターに愛された藤原選手には、心から感謝と敬意を表したいと思います。これから、この素晴らしい現役生活で培った経験とサービス精神を活かし、藤原選手の第二の人生が充実したものになるものと信じております。18年間の現役生活、本当にお疲れ様でした」

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