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熊本ヴォルターズは5月28日、ネナド・ウチニッチ氏とヘッドコーチ契約を締結したことを発表した。
【ヘッドコーチ契約締結のお知らせ】
熊本ヴォルターズは B.LEAGUE2019-20 シーズンにおきまして、ネナド・ウチニッチ氏とヘッドコーチ 契約を締結したことをお知らせします。
プロフィールなど詳細はこちら↓↓https://t.co/Gz3pAt2RZm pic.twitter.com/697BT4mXNO
— 熊本ヴォルターズ:がんばるばい熊本 (@K_VOLTERS) May 29, 2019
セルビア出身で現在54歳のウチニッチ新HCは、現役時代にニュージーランド代表選手として活躍し、2000年のシドニーオリンピックに出場した。引退後はニュージーランドをはじめ、セルビア、エストニア、トルコ、イタリア、レバノンのチームを指揮。また、ニュージーランド代表チームのアシスタントコーチを6年間、HCを8年間務め、世界選手権(現FIBAワールドカップ)を3度経験した。
日本での指導者キャリアを始める指揮官は、チームの公式Facebookを通じて「熊本ヴォルターズの一員となれることを楽しみにしています。私の経験が、クラブが長年目標としているB1昇格するという事と、日本一のクラブになれるように役立てたいと思います。私は今まで日本人と日本という国を常にリスペクトしてきました。今回、日本に来ることによって、もっと皆さんの事を理解できるようにしてきたいと思います。チームとスタッフ、ファンの皆さん、スポンサー様が一つになれば目標を達成できると思うので、良い時も悪い時も我々の決意と共に乗り越えてください」とコメントした。
また、西井辰朗ゼネラルマネージャーは「昨シーズンB1昇格という目標が達成できなかった原因を考え、なおかつ、過去に一歩ずつ積み重ねて成長してきたものを継続しつつ、B2優勝を目指すために最重要なピースとして、ウチニッチ氏を熊本ヴォルターズの新たな指揮官として迎える事となりました」と説明し、「コミュニケーションを大事にし、規律を重んじるウチニッチ氏は、熊本ヴォルターズを更に強くしてくれると確信しております。また、既にヘッドコーチと共に選手との面談を重ねており、チーム編成を加速しております。VOLTERSREDの皆さまに新生ヴォルターズを近日中にお披露目できるように引き続き精進してまいります」と語った。