アルバルク東京は5月30日、齋藤拓実が滋賀レイクスターズへ期限付移籍することを発表。移籍期間は2019年7月1日から2020年6月30日までとなる。

　齋藤は171センチ66キロでポイントガードを本職とする23歳。明治大学在学中の2017年11月に特別指定選手としてA東京へ入団した。今季レギュラーシーズンは28試合の出場。102得点（1試合平均3.6得点）57アシスト（同2アシスト）をマークした。

　同選手はチームの公式HPを通じて「この度、滋賀レイクスターズに期限付移籍することになりました。アルバルク東京という素晴らしいクラブに入団し、最初の2シーズンで2度の優勝。皆さんと最高の時間を過ごしたことは忘れません。自分では想像もしていなかった経験をさせてもらいました。更に成長するためにこの経験を活かしたいという思いが強くなり、新たな地で頑張ることを決意しました。今シーズンは対戦相手となってしまいますが、これからも応援よろしくお願いします」と報告した。

　また、同日に滋賀も齋藤に加え、ショーン・デニスヘッドコーチ、西村大介代表取締役兼ゼネラルマネージャーのコメントを発表した。

「この度、滋賀レイクスターズでプレイすることになりました齋藤拓実です。チーム関係者の皆様、この様な機会を与えてくださりありがとうございます。自分自身の更なる成長と、チームの目標に少しでも貢献するために努力していきます。自分の持ち味はスピードとアシストなので、そこに注目してくれたらと思います。滋賀レイクスターズのブースターの方々のためにも、一戦一戦全力で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」（齋藤）

「齋藤選手という若く優秀な選手がまた一人加わったことにとてもワクワクしています。彼はアルバルク東京で2度にわたる優勝を経験しており、レイクスターズが高みに登るための戦いに貢献する準備ができています。すでに期待の膨らむ若手選手陣に齋藤選手が加わります。ずば抜けたクイックネスだけではなく素晴らしいシュート力も持ち味です。彼の加入により、チームのプレーメイク力に齋藤選手ならではの味が加わると期待しています」（デニスHC）

「齋藤選手はリーグ全体を見渡しても若手ポイントガードとして抜群のスピードとバスケットボールセンスの持ち主。将 来は日本のトッププレーヤーにもなれる逸材だと思っています。彼を迎え入れることができてうれしく思います。滋賀レイクスターズには齋藤選手と同世代の若手も多いので、彼らと切磋琢磨しながら、チームが飛躍していく上での原動力とな ってくれることを期待しています」（西村代表取締役兼GM）