積極補強の広島ドラゴンフライズ、昨季平均11.7得点7.3アシストの古野拓巳が加入

熊本から広島へ移籍するポイントガードの古野 [写真]=B.LEAGUE

 広島ドラゴンフライズは6月24日、Bリーグの自由交渉選手リストに公示されていた古野拓巳との契約合意を発表した。

 現在26歳の古野は、178センチ78キロのポイントガード。福岡第一高校、日本経済大学を経て、2014-15シーズンにアーリーエントリー制度で熊本ヴォルターズに入団した。昨季レギュラーシーズンは56試合の先発を含む全60試合に出場。700得点(1試合平均11.7得点)220リバウンド(同3.7リバウンド)436アシスト(同7.3アシスト)105スティール(同1.8スティール)の活躍を見せた。

 移籍を決断した同選手は、チームの公式HPを通じて「自分自身にとって初めての移籍となりますが、自分らしさを出してチームを盛り上げていきます。全力で『B2優勝』『B1昇格』に向けて挑むので、ご声援のほど宜しくお願いいたします」と意気込みを語った。

 また、浦伸嘉ゼネラルマネージャーは次のようにコメントした。

「このたび、古野選手と契約合意に至り広島ドラゴンフライズへの入団が決まりました。古野選手は2016-17シーズンB2での最優秀選手賞、スティール王と2年連続でアシスト王を獲得しています。コントロール力も高く、自ら得点できる勝負強さも兼ね備えている選手です。PGは試合において重要なポジションであり、悲願であるB1昇格には、B2ベストPGである古野選手の獲得が必須だと考えておりました。今回の契約に際しご家族の皆さま、そしてこの契約合意に至るまでご尽力いただきました関係者の皆さまに感謝申し上げます。悲願のB1昇格を成し遂げるためハードに戦い高いリーダーシップでチームを牽引してくれるはずです。古野選手、ならびに広島ドラゴンフライズへの熱いご声援宜しくお願いいたします」

 なお、古野のほか、森山修斗トーマス・ケネディグレゴリー・エチェニケ山田安斗夢谷口大智の加入もすでに決まっている。

モバイルバージョンを終了