6月29日、アルバルク東京の田中大貴が自身主催のファンイベント『DAIKI TANAKA presents SPECIAL EVENT第2弾』をタヒチビーチで開催した。

　2018－19シーズンのオフィシャルイヤーブックで掲げた「優勝したらもちろん、田中大貴主催のファンイベント第2弾やります！」という公約を達成し、2シーズン連続で実現。今回は参加定数240名に対して800名を超える募集があったという。

　曇り空が見える中、田中は冒頭のあいさつで「天気にも恵まれて……」と話して会場の笑いを誘うと、「無事に田中大貴主催のイベントを開催できてうれしく思います」とコメント。「イベントの補佐であり、人一倍オフシーズンを満喫している」（田中）小島元基と、東海大学時代の同期で「昨シーズン、ライバルチームでもあるアルバルク東京に敗れたにもかかわらず、ノコノコと（琉球ゴールデンキングスから）移籍してきた」（同）須田侑太郎もゲストとして登場した。

　全体で集合写真を撮影したのち、参加者は各テントに別れてバーベキューをスタート。選手もテントに立ち寄り、乾杯や写真撮影、談笑などでファンとの交流を深めた。中でも田中はファン一人ひとりと顔を合わせながら「昨シーズンは応援ありがとうございました！ 来シーズンもよろしくお願いします！」と丁寧に挨拶。子どもに積極的に話し掛け、ファンの要望に応えて写真を撮ったり、肉を焼いたり、ハグしたりするなど、普段とは違った一面も垣間見えた。

　その後はサイン入りの色紙やシューズ、オールスターで着用したユニフォームなどが当たるプレゼント抽選会を実施し、約2時間のイベントは終了した。

　イベント後、“神対応”を見せた田中に話をうかがうと、「シーズン中はなかなかこういった機会を設けることができないので。バスケットボール選手としてコート上で表現することが仕事ですが、それだけでなくオフコートの部分でも、日頃支えてくれるファンの皆さんに何か少しでも恩返しができないかという思いで始めました」とイベント開催の経緯を明かし、「皆さんも喜んでくださって、とても楽しい時間でした」と満喫した様子。また、8月31日に開幕を控える「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に向けて「これからいい準備をして、中国に行ければと思います」と語った。