2019.07.09

レバンガ北海道が今季始動 新主将は4季ぶりに桜井良太「CSにつれていきたい」

軽快な動きを見せる桜井良太[写真]=玉田順一(北海道新聞)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 レバンガ北海道は7月8日、札幌市内で今季の初練習を行い、スモールフォワードの桜井良太の主将就任を発表した。日本代表主将も務めたことがある36歳は「チームをチャンピオンシップ(CS)につれていきたい」と意気込みを語った。

 主将は2013~14年シーズンから3季連続で務めて以来4季ぶり。前身のレラカムイ北海道を含めればトータル5季目となる。昨季は左足首のけがで不調だっただけに「昨季のチームの成績は自分の責任でもある。挽回するチャンスだと思って引き受けた」と桜井。内海知秀ヘッドコーチは「今季、チームは変わらなくてはいけない。言葉や行動で引っ張れる選手なので期待した」と主将に選んだ理由を語った。副主将は松島良豪が務める。

トレーニングメニューをこなす橋本(右)とファイ・パプ月瑠[写真]=松本奈央(道新スポーツ)

■軌道力あるバスケ目指し積極補強
 10月のBリーグ開幕に向けレバンガは今オフ、積極的な補強に動いた。リーグ戦で22連敗するなど降格の危機に見舞われた昨季の弱点をつぶすため、日本代表ポイントガード(PG)の橋本竜馬、センター兼パワーフォワード(PF)のファイ・パプ月瑠(むーる)、スモールフォワード兼PFのマーキーズ・カミングスの3選手を獲得。横田陽最高経営責任者(CEO)は「機動力があるバスケットボールができる選手を集めた」と自信を見せる。

 レバンガは昨季、3点シュート成功率(29.2%)がリーグ最下位で、1試合平均のリバウンド数(34.9)も18チーム中17位と課題が残った。今回の補強は、この二つの弱点を克服できるかが焦点だ。

 ファイはリバウンド、機動力、そして得点と三拍子そろった選手。フックシュートが得意で、昨季のシュート成功率は51.9%と全60試合中51試合以上(85%)出場した選手の中では14番目に高い。本人も「ボールを手にしたら外さない」と自信をのぞかせる。

 カミングスは、昨季1試合平均23.2点、3点シュート成功率が34.9%。リバウンドへの貢献だけでなく、得点力を大きく引き上げてくれそうだ。

初練習の最後に円陣を組み、かけ声を出す新主将の桜井らレバンガの選手たち[写真]=玉田順一(北海道新聞)

■橋本がチームの核に
 そして、レバンガが目指す機動力のあるバスケットボールの核になるであろう存在が橋本。得点が多い訳ではないが周囲を生かす力が持ち味。橋本は「チームメートの得点が3、4点伸びたら、僕がきた意味がある」。PGは多嶋朝飛松島良豪もいるため、穴はない。充実の補強で、折茂武彦選手兼代表は「昨季とは違うレバンガを見せられる」と力を込めた。

 これで登録上限の13人中12人が決まった。高身長の選手がひしめくBリーグ1部で、200センチ超えが200センチのファイと206センチのトラソリーニだけでは心もとない。チームはあと1人を大型センターに照準を合わせている。

文・石川仁美(北海道新聞)

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