2019.10.15

連敗を止めたい秋田ノーザンハピネッツ、アルバルク東京撃破には後半の攻撃がカギ

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秋田ノーザンハピネッツvsアルバルク東京(@CNAアリーナ☆あきた)
10月16日19時5分

 前節、横浜ビー・コルセアーズとのアウェイ戦に敗れて2連敗中の秋田ノーザンハピネッツ。1試合限りの第3節はCNAアリーナ☆あきたに戻り、アルバルク東京を迎え撃つ。

 横浜戦の第1クォーターは、立ちあがりから出場選手がバランス良く得点を重ね、守備でも6つのターンオーバーを奪ってペースを握った。6点リードで試合を折り返すも、後半は強度を上げた相手ディフェンスの前にオフェンスが停滞。第3クォーターでは計26失点で逆転を許すと、第4クォーターでも8−18と引き離され、最終的には15点差をつけられて敗れた。前半だけで先発ポイントガードを務めた細谷将司が、3ファウルでファウルトラブルに陥ったこと、リバウンドが試合をとおして26本しか取れなかったことが敗因に挙げられる。

 対するA東京は、開幕節で新潟アルビレックスBBに連勝したが、サンロッカーズ渋谷との第2節は台風19号の影響で延期。レギュラーシーズン開幕直前まで国際大会に出場するなど過密日程が続いたため、コンディションを整えるという意味ではいいリフレッシュになったはずだ。しかし、現在のチーム状況は決していいとは言えない。第1戦ではザック・バランスキーが右足関節ねん挫で欠場したほか、10月11日にはジェフ・エアーズを左アキレス腱炎、滑液包炎のためインジュアリーリストに登録した。今節もバランスキーが復帰できなければ、引き続き9名での戦いを強いられることになる。

 昨シーズンの両者の対戦成績は、A東京が6戦全勝。秋田はホームの利、人数で勝る利点を活かしてチーム、ブースターが一体となって3試合ぶりの白星をつかみたい。また、直近2試合では後半に得点が伸び悩む傾向にあり、ディフェンスよりもオフェンス面の修正が急務。前節は約28分間の出場ながら、第1クォーターに挙げた4得点にとどまった古川孝敏の復調が待たれる。

■ロースター
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
細谷将司
野本建吾
白濱僚祐
今川友哲
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
保岡龍斗
ウィリアムスニカ
ハビエル・カーター
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
古川孝敏

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
正中岳城
ジェフ・エアーズ(インジュアリーリスト)
ザック・バランスキー
須田侑太郎
ミラン・マチュワン
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
アレックス・カーク

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