2019.10.18

今節の最注目カード、過去3シーズンの対戦は川崎ブレイブサンダースが7勝3敗

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千葉ジェッツvs川崎ブレイブサンダース(@船橋アリーナ)
第1戦:10月19日16時5分、第2戦:10月20日16時5分

 千葉ジェッツvs川崎ブレイブサンダースは今節の最注目カードといってもいいだろう。サンロッカーズ渋谷を相手に開幕2連敗を喫した千葉だが、第2節でシーホース三河を相手に2連勝。今季初のホームゲームとなった第3節は、同じ東地区のライバルでもある宇都宮ブレックスと対戦した。4点リードで迎えた第4クォーター開始2分6秒から立て続けに3ポイントを浴び、最終スコア69-76で敗戦。第3クォーターまでのいいディフェンスが続かず、大野篤史ヘッドコーチは「プレスをされた際に弱気になってしまって、一時盛り返せたのにやるべきことを徹底できませんでした」と振り返っている。

 対する川崎は4勝1敗。宇都宮、新潟アルビレックスBBを下し、富山グラウジーズとの前節に臨んだ。第1クォーターから25得点を奪うなど好調ぶりを見せつけたが、第2クォーターはわずか8得点。後半は大事な場面でのターンオーバーが目立ち、69-73で開幕からの連勝が「4」でストップした。大黒柱のジョシュア・スミスが不在の富山に対し、リバウンド数は31-42。また、ニック・ファジーカスは17得点と気を吐く中、マティアス・カルファニジョーダン・ヒースで計15得点を挙げるにとどまった。

 両チームは過去3シーズンのレギュラーシーズンで10度対戦。川崎が7勝3敗と大きくリードしているが、2017-18シーズンのチャンピオンシップクォーターファイナルでは第3戦の末に千葉が勝利を収め、そのままの勢いでファイナルの舞台にまで進んだ。千葉ホームでの今節も激しい戦いが予想される。

 注目はゴール下の争いとアウトサイドシュートの精度。両チームとも帰化選手を擁するため、インサイドでは激しい攻防戦になるだろう。また、3ポイント成功率は、千葉がリーグ2位、川崎が同6位。千葉は富樫勇樹原修太、川崎は藤井祐眞篠山竜青など、日本人選手の得点力も勝敗を分けるポイントになる。

■ロースター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
辻直人
鎌田裕也
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

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