2019.11.08

今季初勝利に向けて三遠ネオフェニックスが中地区首位の川崎ブレイブサンダースに挑む

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川崎ブレイブサンダース vs 三遠ネオフェニックス(@とどろきアリーナ)
第1戦:11月9日18時5分、第2戦:11月10日16時5分

 富山グラウジーズとの開幕戦から実に12連敗を喫し、今シーズンは未だ勝利を挙げられていない三遠ネオフェニックス。10月30日にはブライアン・ロウサムヘッドコーチに変わり、河内修斗氏がヘッドコーチに就任したが、新指揮官の元で挑んだ前節の大阪エヴェッサ戦では連敗。白星を奪うことはできなかった。

 大阪との第1戦は、前半を終えて8点を追う展開に。巻き返しを図った後半にも大阪のジョシュ・ハレルソン伊藤達哉らに得点を奪われて点差は開くばかり。第4クォーターで奮起したものの、最後は62-80と18点差で敗退した。この試合は、大阪が37本、三遠が29本とリバウンド本数でも差を付けられてしまったことも勝敗に大きく影響した。

 続く第2戦ではこの試合21得点を挙げた西川貴之が前半から奮起。デビン・イーバンクス寺園脩斗らとともに外角シュートをテンポ良く決めると、前半を40-37と三遠が3点リードで折り返す。

 しかし、後半はインサイドとアウトサイドでバランス良く攻める大阪に得点を許すと、逆に三遠は得点が思うように伸びず。西川をはじめ、イーバンクスが26得点、寺園が12得点と気を吐いたが、大阪に振り切られ70-87で敗れた。

 片目が開かない状態の三遠。第8節では同じ中地区で首位を走る川崎ブレイブサンダースと対戦する。

 川崎は前節の島根スサノオマジック戦で第1戦を接戦の末に68-73と落としたものの、第2戦目は87-53と34点差を付けて快勝。第1戦では14得点に留まったニック・ファジーカスが第2戦では28得点13リバウンドと大黒柱としての働きを見せ、熊谷尚也が15得点、ジョーダン・ヒースが17得点を挙げるなど得点源もしっかりと機能。チームディフェンスでも冴えを見せた。

 迎える第8節は川崎のホームゲーム。川崎はここでしっかりと2勝を収めてさらに勢いに乗りたいところ。対する三遠は初白星を奪えるか。中地区1位の川崎(9勝3敗)と6位の三遠(0勝12敗)と、立場は違うが、それぞれに大事な2連戦となる。

■ロースター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
辻直人
鎌田裕也
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

・三遠(ヘッドコーチ:河内修斗)
デビン・イーバンクス
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明
ジェシー・ゴーバン
太田敦也
柳川龍之介
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
西川貴之
鈴木達也
菅野翔太
カイル・バローン

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