2019.11.08

アルバルク東京は今節からホーム6連戦、琉球ゴールデンキングスを叩いて地区首位の座につきたい

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アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングス(@アリーナ立川立飛)
第1戦:11月9日18時5分、第2戦:11月10日15時5分

 前節は宇都宮ブレックスと顔を合わせたアルバルク東京。第1戦は試合終盤までシーソーゲームを繰り広げるも、1点ビハインドで迎えた試合終了残り6秒にアレックス・カークが逆転弾を沈めて競り合いをものにした。続く第2戦でも第3クォーター終了時点で59-58と拮抗。しかし、この時点でカークと田中大貴が4つの反則を犯してしまいファウルトラブルに見舞われた。これでリズムを失ったA東京は、最終クォーターでは12得点しか挙げられず、最終スコア71-79で敗戦。第4節第2戦から続いた連勝が「5」でストップした。

 他チームと試合数が異なるものの、現在7勝3敗で東地区2位に位置するA東京は今節からホーム6連戦。仕切り直しには絶好の機会であり、その最初の相手となるのは琉球ゴールデンキングスだ。その琉球、富山グラウジーズと対戦した前節の第1戦では、デモン・ブルックスが計18本中12本のシュートを射止め26得点をマーク。22点差の快勝を収めると、第2戦ではジャック・クーリーが26得点16リバウンドの“ダブルダブル”でインサイドを支配した。また、この試合では田代直希が日本人選手最多の19得点を記録するとともに今季の自身最多得点を記録。チームも6連勝で西地区首位に浮上した。

 A東京vs琉球といえば、第3戦までもつれこんだ昨シーズンのチャンピオンシップセミファイナルが記憶に新しく、さらには好調をキープしている両チームだけに今回も熱戦が期待される。今節の舞台はアリーナ立川立飛。昨シーズン、同会場で行われたこのカードは琉球がA東京相手に2連勝をマークしており、A東京はリベンジの場でもある。混戦模様の東地区を抜けだすにも、この6連戦、とくに最初の琉球戦は非常に重要。やはり注目は古巣との対決となる須田侑太郎だろう。前節の第2戦ではチームトップに加え、今季最多となる16得点の活躍を見せただけに、琉球との試合でもチームを引っ張りたい。

 対する琉球は、直近6試合で80点以上の失点が1試合のみと守備が安定してきたことが連勝できている最大の要因に挙げられる。富山との第2戦では相手の3本を大きく上回る23本のオフェンスリバウンドを奪取しており、A東京戦も攻撃回数を増やして主導権を握りたいところだ。

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
正中岳城
ジェフ・エアーズ※インジュアリーリスト
ザック・バランスキー
須田侑太郎
ミラン・マチュワン
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
山本柊輔
アレックス・カーク

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
福田真生
並里成
デモン・ブルックス
長谷川智伸
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
満原優樹
小野寺祥太
ジョシュ・スコット
ジャック・クーリー

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