2019.11.23

激戦必至の“東京ダービー”、好調サンロッカーズ渋谷は昨季のリベンジなるか

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アルバルク東京vsサンロッカーズ渋谷(@アリーナ立川立飛)※延期分の第2節
第1戦:11月24日17時5分、第2戦:11月25日19時5分

 10月12日、13日に開催予定だったアルバルク東京vsサンロッカーズ渋谷のB1リーグ第2節が台風19号の影響で延期となり、バイウィークの11月24日、25日に行われる。東地区首位争いを演じる2チームの激突に注目だ。

 A東京の前節は三遠ネオフェニックス戦。第1戦は同点で迎えた後半に須田侑太郎の3ポイント4本などで突き放し、最終的に15点差をつけた。第2戦では第1クォーターで9失点、第3クォーターで7失点と出だしのディフェンスが機能。試合を通じてターンオーバーから23得点を叩きだし、ペイントエリアでの得点が44点に上るなどオフェンスもかみ合い、最終スコア85-63と22点差で快勝した。ケビン・ジョーンズが第1戦で2ポイントをすべて決めて14得点を挙げれば、第2戦ではミラン・マチュワンが2ポイント全8本成功を含む17得点。ローテーションで起用されている2人に加え、アレックス・カークが2戦計43得点18リバウンドと安定した成績を残した。

 SR渋谷も連勝と勢いづいて“東京ダービー”に挑む。京都ハンナリーズとの第1戦ではライアン・ケリーが6本の3ポイントを含む39得点と爆発し、最終スコア90-68で圧勝した。一転して第2戦では4試合ぶりに復帰したジュリアン・マブンガに苦戦を強いられると、松井啓十郎に連続で3ポイントを許すなど前半終了時点で36-38と2点ビハインド。それでも、相手大黒柱のデイヴィッド・サイモンが負傷交代したこともあり、セバスチャン・サイズチャールズ・ジャクソン、そしてガードの渡辺竜之佑を中心にリバウンド面で優位に立ち、81-75と6点差で競り勝った。石井講祐が負傷で不在の中、広瀬健太が左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガから約7カ月ぶりに復帰。出場時間こそ約2分と短かったものの、タイムシェアを重視するチームにとって明るい話題だ。

 昨シーズンの対戦成績は6勝0敗とA東京がリード。しかしながら、SR渋谷は今季開幕から千葉ジェッツに連勝するなど好調を維持している。激しいディフェンスを武器とする両クラブだけに、ティップオフ直後からの主導争いに注目だ。

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
正中岳城
ザック・バランスキー
須田侑太郎
ミラン・マチュワン
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
山本柊輔
アレックス・カーク

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
セバスチャン・サイズ
ファイサンバ
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
杉浦佑成
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
田渡修人

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