2019.12.10

連敗は避けたいアルバルク東京、ガード陣がサンロッカーズ渋谷の守備網を突破できるか

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アルバルク東京vsサンロッカーズ渋谷(@アリーナ立川立飛)
12月11日19時5分

 バイウィーク明けのB1第10節、アルバルク東京にとっては苦しい2連戦となった。

 相手は12月1日の「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンド5回戦で、32点差の大勝を収めた秋田ノーザンハピネッツ。いいイメージを残したまま秋田のホームに乗りこんだが、第1戦は第3クォーター終了時点でジャスティン・キーナンに27得点を献上。それでも、6点ビハインドでスタートした勝負の10分間はアレックス・カーク安藤誓哉が勝負強さを発揮して3点差で逆転勝利を収めた。しかし、続く第2戦は11点差で敗戦。第1戦の第4クォーターでは27−18としたが、逆にこの試合では細谷将司の10得点などで17−26とやり返された格好だ。

 この黒星によりリーグ戦直近5試合で3勝2敗と、やや足踏み状態となったA東京。今節、ホームで行われる平日ナイトゲームでは確実に勝利を手にしたいところだが、相手は前々節で1勝1敗と土をつけられたサンロッカーズ渋谷だ。

 SR渋谷も前節は敵地での2連戦。西地区下位に低迷する島根スサノオマジックとの対戦は、ロバート・カーターが2戦ともに29得点、ライアン・ケリーが27得点と結果的に外国籍選手同士の点の取り合いとなった印象だが、第4クォーターでは日本人選手の3ポイントも光って相手を振りきった。

 前節からA東京が中2日に対し、SR渋谷は中1日という強行日程。しかも再びアウェイでの戦いとなる。勝ってA東京に2勝差をつけるチャンスの“東京ダービー”は、心身、そして攻守両面のタフネスが必須となる。

 対するA東京。前回対戦時の第2戦で敗れた際には、リバウンドを五分に持ちこまれたことに加え、相手のオールコートディフェンスにはまり計17個のターンオーバーを記録した。中でも田中大貴が5つ、安藤が3つのミスを犯しただけに、ガード陣が落ち着いてゲームメイクできるかが勝敗を左右するだろう。

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
正中岳城
ザック・バランスキー
須田侑太郎
ミラン・マチュワン
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
山本柊輔
アレックス・カーク

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
セバスチャン・サイズ
ファイサンバ
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
杉浦佑成
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
田渡修人

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