2019.12.13

サンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生や滋賀レイクスターズの齋藤拓実ら攻撃型ガードに注目

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サンロッカーズ渋谷vs滋賀レイクスターズ(@青山学院記念館)
第1戦:12月14日17時5分、第2戦:12月15日13時5分

 前節の大阪エヴェッサ戦に67-57と勝利した滋賀レイクスターズ。これで12月に入ってからの3試合を負けなし。ホームゲームでは5連勝となった。

 その大阪戦では、前半こそシュートが思うように入らず、得点が伸び悩んだことで3点のビハインドを負ってしまう。しかし、後半に入ると激しいディフェンスが機能。流れを引き戻すと、攻めては速い展開からの得点で第3クォーターには逆転に成功した。

 この試合17得点8リバウンド6アシストを稼ぎ出したクレイグ・ブラッキンズがインサイドで強さを見せれば、19得点を挙げたヘンリー・ウォーカーもインサイドにアウトサイドにと幅広い攻撃で加点。第4クォーターでも主導権を渡さず、終わってみれば、67-57と10点差を付けての勝利となった。

 さらに日本人選手に目を向けると、ガードの齋藤拓実が10得点7リバウンド9アシストと攻撃を演出し、佐藤卓磨が7得点10リバウンド、高橋耕陽が8得点と勝利に貢献する働きを見せていた。

 12月11日時点では8勝11敗で西地区5位ではあるものの、ルーズボールなど粘り強さも見せる滋賀。4連勝に向けて第12節では東地区3位のサンロッカーズ渋谷(14勝5敗)と対戦する。

 ホームゲームで滋賀を迎え撃つSR渋谷は、前節では滋賀とは逆にアルバルク東京を相手に逆転負け。試合はベンドラメ礼生の3ポイントシュートが適時に決まった前半を41-29と12点のリードを奪い、第3クォーターでもリードをキープしたのだが…。第4クォーターに入るとA東京の攻撃を封じることができず安藤誓哉田中大貴らにシュートをねじ込まれてしまう。するとオフェンスでも第4クォーターはわずか11得点にとどまってしまったSR渋谷。ラストチャンスを懸けたシュートも外れてしまい、72-74で敗れた。

 それでも、この試合はベンドラメが3ポイントシュート5本を含む26得点と奮闘。山内盛久らも攻防においてアグレッシブなプレーを見せた。

 滋賀も司令塔の齋藤が好調を維持しているだけに、第12節ではSR渋谷のベンドラメ、滋賀の齋藤といった攻撃型ガードの出来が勝敗を左右するかもしれない。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
セバスチャン・サイズ
ファイサンバ
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
杉浦佑成
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
田渡修人

・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
齋藤拓実
狩俣昌也
シェーファーアヴィ幸樹
佐藤卓磨
ヘンリー・ウォーカー
中村功平
谷口光貴
ジェフ・エアーズ
高橋耕陽
荒尾岳
狩野祐介
クレイグ・ブラッキンズ
伊藤大司

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