2020.01.23

東京八王子ビートレインズの準加盟資格失格…大河チェアマン「コンパクトな経営で再起を図ってほしい」

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 1月23日、Bリーグの理事会に関するメディアブリーフィングが開催された。

 今回発表されたのは、B3リーグに所属する東京八王子ビートレインズの準加盟資格の失格。失格の理由は「準加盟規定第2条1項10号に定める条件を満たさなくなったため」とされる。

 準加盟規定第2条1項10号は以下のとおり。

第2条〔準加盟クラブの条件〕
1.準加盟クラブへの認定を申請するクラブ(以下「申請クラブ」という)は、法人として次の条件を満たしていなければならない。
⑩ 適法かつ適正に決算が行われ、財務諸表および税務申告書類が作成されるとともに、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとBリーグが評価できる状態であること。

 大河正明チェアマンの説明によると、八王子では選手やスタッフに対する給与、試合運営費用の支払い遅れ・未払いが毎月のように発生していたという。これを「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低い」とは考えられない状態と判断し、今回の決定に至った。

 大河チェアマンは「八王子はB3の中でも選手人件費などが非常に高い。もう少しコンパクトな経営で再起を図ってほしい」と話した。

 八王子は2018-19シーズンのB2・B3入替戦に敗れ、B3に降格。今季は30試合を終えて、17勝13敗でリーグ5位につけている。今回の決定により、八王子は再び準加盟クラブに認定されるまで、B2への昇格がかなわないこととなった。

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