3月14日、無観客試合で再開したBリーグ。日々刻々と変化する社会情勢の中、ファン・ブースターのいないアリーナで選手たちはどのようにプレーしたのか?宇都宮ブレックスの“守護神”遠藤祐亮に話を伺った。
ファンがいないのは寂しいが、自分たちの仕事をまっとうする
「大変な時期だとは思うんですが、自分たちがやらなきゃいけないことをしっかりやり遂げるということをこの1カ月の間に準備してきました。リーグ戦が再開することに関してはいろんな意見があると思うんですが、自分たちは与えられたことをしっかりやっていかなきゃいけないという想いで、今日の試合に挑みました。
無観客ということで異様な雰囲気の中での試合でしたが、自分たちのやるべきことを今までずっとやってきて、今日の試合も40分間しっかりできたと思う。ファンの方がいないのは寂しいですが、自分たちの仕事をまっとうしていかなきゃいけない。
(ファンからのメッセージボードを見て)画面越しでも応援してくれる人がいるならと改めて思いながら試合をして、声援がなくてもファンの皆さんの気持ちを背負ってできたんじゃないかと思います。
今日は千葉が相手ということもあって、チーム全員が集中していたと思います。この1カ月間、明けてからの1試合目がすごく大事だということをチームとして言ってきて、その準備が良かったからこういう試合展開になったし、自分もしっかり準備できたからこそ今日のパフォーマンスができたと思います」
取材・文=吉川哲彦