2020.06.13

『漢の中の漢』正中岳城の引退に多くの選手が惜別の言葉

現役引退を表明した同選手 [写真]=B.LEAGUE
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 6月9日、アルバルク東京正中岳城が現役を引退することを発表した。

 現在35歳の正中は、2007年にトヨタ自動車アルバルク(現A東京)へ入団し、長年に渡りチームを支えてきた。そして、13年のキャリアに幕を閉じた。正中の引退に多くの選手が自身のSNSを通してコメントを発信。今回は、その中からピックアップして紹介する。

竹内公輔竹内譲次

[写真]=B.LEAGUE


 
 正中と共に黄金時代を築いた竹内兄弟。宇都宮ブレックス竹内公輔は「また1人、共に戦った仲間が引退。特に同期の引退はより寂しいですね。お疲れさまでした」とコメントした。A東京で、4シーズン共にプレーした竹内譲次は「タケはどんな時でもブレずに自分のやるべきことをやりぬく。その姿勢はチームに素晴らしい影響を与えていた」と語った。

岡田優介

[写真]=B.LEAGUE

 青山学院大学で共にプレーした岡田は、卒業後にトヨタ自動車アルバルクに入団。大学時代に続き、チームメイトとなった。岡田が2014年に移籍するまでの計11年間、共に日本のバスケットボール界をけん引した。

「我慢強くなったなあ。スピーチは相変わらずキレがいいな。俺はもう少しカッコ悪くあがいてからそっちいくわ。時間が経つのは早いなぁ。お疲れさん」

伊藤大司

[写真]=B.LEAGUE

 滋賀レイクスターズに所属している伊藤は、2010年から7シーズンA東京に在籍。正中と共に技術を磨いた。

「漢の中の漢!!タケさんほどの漢は見たことないくらいカッコいいです。めちゃくちゃ学ばせてもらいましたし、タケさんには頭が上がりません。一生僕の中でのキャプテンです。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。」

松井啓十郎

[写真]=B.LEAGUE

 現在、京都ハンナリーズに在籍している松井は、2011年にトヨタ自動車アルバルクへ加入、2017年まで在籍した。

「寂しい。。。真っ直で、努力家で、バスケ選手としてはもちろん、それ以上に素晴らしい人間。またどこかでショウのスピーチを聞きたい!本当にお疲れ様でした!!」

篠山竜青

[写真]=B.LEAGUE

 現在日本代表のキャプテンを務める篠山。正中とは共にプレーした経験はないが、自身のSNSでコメントを発信した。

「一度でいいから同じチームでやってみたかった。尊敬している人です。次のステージでの活躍からまた色々と学ばせていただきます。引退おめでとうございます!お疲れ様でした」

田中大貴張本天傑宇都直輝

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 3選手は、2014年にアーリーエントリーでトヨタ自動車アルバルク(現A東京)に入団した。宇都と張本は2016年に他クラブへ移籍。田中は現在も在籍している。

「バスケットももちろんですが、1人の人間としてどうあるべきかをタケさんの背中を見て学ばさせて頂きました。日々の練習に取り組む姿勢、発言、行動、全てがお手本のようで、1人の男として本当に尊敬でき、純粋にカッコ良かったです。生意気で態度も悪い自分に対して、何一つ文句言う事なく、好きなようにやらせてもらった優しさには本当に感謝しかありません。一緒にやれて良かったです。本当にありがとうございました」(田中)

「ルーキーの時たくさんのアドバイスをいただき、ほんとにたけさんから学ぶことがたくさんありました!!長い間お疲れ様でした!!」(張本)

「本当にカッコいい方なんだよな。漢の中の漢でめちゃくちゃ尊敬してます!たくさんのことを学ばせてもらいました。感謝してます!!!」(宇都)

齋藤拓実シェーファーアヴィ幸樹

[写真]=B.LEAGUE

 齋藤は、2017年に特別指定選手としてA東京に加入。シェーファーは、2018年に入団し、両選手とも今季は滋賀でプレーした。

「アルバルクに入団してから、プロフェッショナルとは何なのか、タケさんを見て学ぶ事が出来ました。自分がうまくいかなかった時も優しく声をかけてくれた事は本当に支えでしかありませんでした。プレイヤーとしても、人としても、尊敬しかありません」(齋藤)

「初めてプロとしてアルバルクに入った時、プロとしての在り方、バスケに対する取り組み方、色々なものを学ばせていただきました。何事にもプロフェッショナルで、バスケ選手としてはもちろん、人としてとても尊敬しています。
岳さん、本当にお疲れ様でした」(シェーファー)

※選手の所属は2019-20シーズンのもの

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