2020.12.12

川崎ブレイブサンダースが富山グラウジーズとの延長戦を制す、篠山竜青が残り15秒に“逆転弾”

接戦を制した川崎 [写真]=B.LEAGUE
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 12月12日、富山市総合体育館にてB1第13節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダース富山グラウジーズが対戦した。

 試合は、リチャード・ソロモンの得点でスタート。宇都直輝松脇圭志にも続かれ、開始49秒時点で、0-6。その後も試合の主導権を許し、3-14とされたところで川崎は、タイムアウトを請求。タイムアウト後は、パブロ・アギラール篠山竜青が得点し、25-21で終了。第2クォーターは、互角の展開となり、45-56とハイスコアで試合を折り返した。

 第3クォーター川崎は激しいディフェンスで、富山の攻撃を封じると、辻直人の3ポイントシュートで徐々に点差を詰める。篠山のブザービーター3ポイントシュートもあり、69-70で最後の10分間へ。

 最終クォーター開始12秒にマット・ボンズが得点し、71-70とこの日初リードを奪うと、大塚裕土や辻の3ポイントシュートでリードを拡大。しかし、3点差で迎えた残り1分48秒に前田悟に3ポイントシュートを許し、86-86の同点に。直後、宇都に連続得点を許し、残り56秒時点で、86-90。川崎もパブロ・アギラールがフリースローで得点し、88-90。ソロモン得点を許すも、藤井祐眞がすぐさまやり返し、残り10秒で91-92。宇都がフリースローを与え、91-93。しかし、残り1秒にニック・ファジーカスに2本のフリースローを沈め、93-93で勝負は延長へ。

 延長戦はともにシュートタッチに苦しむ。しかし、残り2分56秒にマブンガが3ポイントシュートを許すと、均衡が崩れる。岡田侑大にも続かれ、残り1分51秒で、93-99。しかし、そこから篠山やファジーカスがスコアし、徐々に点差を詰めると、残り15秒に篠山が“逆転弾”となる3ポイントシュートを沈め、102-101で接戦を制した。

 川崎は、篠山が今季最多の21得点をマーク。一方で、敗れた富山のマブンガは今季4度目の“トリプルダブル”を記録した。

■試合結果
富山グラウジーズ 101-102 川崎ブレイブサンダース(@富山市総合体育館)
富山|31|25|14|23|8|=101
川崎|23|22|24|24|9|=102

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