長崎ヴェルカが始動記者会見を実施…クラブロゴや契約選手などを紹介

長崎ヴェルカが始動記者会見を開いた

 B3リーグ参入を目指している長崎ヴェルカが26日、始動記者会見を行った。

 記者会見にはアルバルク東京でヘッドコーチを務めた経験を持つ伊藤拓摩ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチが登壇。「長崎スタジアムシティプロジェクトなど長期のビジョンに共感し、長崎ヴェルカへ加わった」と紹介され、「継続して強いチームというのは、事業面と強化面が一丸となっている。今日はいいお知らせができると思います」とあいさつし、その後クラブロゴや契約選手が紹介された。

 この会見で紹介された契約選手は、西宮ストークスやバンビシャス奈良でプレーした松本健児リオンと近畿大学を今春卒業する榎田拓真の2選手。「激しいディフェンスを得意とし、相手チームのリズムを崩すことができる。オフェンスではスピードがありドライブができる選手」と紹介された松本。伊藤GM兼ヘッドコーチが「ヴェルカが目指すスタイルにふさわしい選手だと感じた。ヴェルカは激しいディフェンスが売りになってくるので、前からガンガン当たって激しいディフェンスをしてほしい」と期待を寄せた。

 近畿大学で関西学生リーグ優勝、優秀選手賞に選ばれた経験をもつ榎田については、「試合を視察する中で光るものがあった。学生時代各カテゴリーでキャプテンを務めあげたため、リーダーシップも持ち合わせている。冷静な選手に見えるが、コート上では非常に熱く、タフなプレーができる。本当にヴェルカにふさわしい選手だと思っている」と絶賛した。

 また、長崎が本拠地とする予定の新アリーナについても発表され、B1基準に達している5000人の観客が収容可能であること、バスケットボールのほかにライブなどエンターテイメント性の高いアリーナであることなどが紹介された。

モバイルバージョンを終了