2017.12.19

チャンスをつかめ! ゴリオーナーの3x3チームがトライアウト1回目を開催

沖縄アウトレットモールあしびなーにて、トライアウトを兼ねた8チームによるトーナメントが実施された。
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 12月17日、沖縄アウトレットモールあしびなーにて「OKINAWA72.EXE presents CHANCE」が開催された。

 OKINAWA72は、お笑い芸人のゴリ(ガレッジセール)がオーナーを務め、2017シーズンより国内最高峰リーグの「3x3 PREMIER.EXE」に参戦した3x3チーム。同イベントでは2018シーズンに向けた、トライアウトを兼ねた8チームによるトーナメントを実施し、OKINAWA72のほか、TIDY UP、awesome、Y.Y.Y、joint、OKIUMeeeeN、TRIPLE STARに加え、県外のTEAM AKTRが参加した。

 中学校、高校はサッカー部だったというゴリだが、「バスケットといえば沖縄。その沖縄にプロチームがなかったので、チームを作りました」と口にし、「今回はチームをより強くするためのトライアウト。皆さんには激しいプレーを見せてほしいし、その中で素晴らしい選手がいたら是非とも入ってほしい」と、今大会開催の意図を明かした。また、冒頭の挨拶では、3x3の魅力についても言及。

「3x3は(2020年東京)オリンピックの種目に選ばれ、日本のみならず世界で人気なスポーツ。5x5と違い、DJによるお洒落な音楽が流れ、MCがトークでつなぐ。選手は限られた時間でシュートを放ち、シュートの応酬もある。バスケットのダイジェスト版のようなもの」

 強風が吹き、肌寒さを感じる中でのゲームとなったが、選手たちはプロチーム入りを目指して奮闘。1回戦4試合を終え、TIDY UP、AKTR、joint、OKINAWA72がベスト4に名を連ねた。TIDY UPvsAKTRの準決勝は、AKTRが21−8で圧勝。OKINAWA72はファンティン・ブランドンが8得点、島袋覚が7得点を挙げるなど、21得点を先取してノックダウン勝利を収めた。

 AKTRとOKINAWA72によるファイナルは、アウトレットモールでの買い物客も足を止めて見守るほどの大盛りあがり。終始2点差以内でゲームが進む中、AKTRが21−19で試合を制した。華麗なパスやコンビプレー、正確なシュートなどで観客を魅了したAKTRには優勝賞金10万円が贈呈され、ライアン・タナがMVPに選出された。

「初代メンバーとしてプライドを懸けて戦いたい」(島袋)と意気込み臨んだOKINAWA72も、島袋、ブランドン、上江田真、神里幸太の誰が出ても息の合ったプレーを披露。2017シーズンに、新規参入チームとして「3x3 PREMIER.EXE」のプレーオフに進んだ実力は健在だった。

 AKTRの三井啓資は「これまでも、バスケが根強い沖縄で活動をさせていただいた。また、地域の小さなお祭りのようなものから、大きな大会まで、サポートしていて、今回はTシャツとユニフォームを提供させていただいた」と話し、「自分たちらしさを表現し、AKTRの名に恥じないプレーをしようと。沖縄の選手たちはレベルが高く、それぞれ面白いプレーヤーがいて、見てても、対戦してても面白い。リズム感、身体能力は違うと思った」と振り返った。

 また、試合の合間にはお笑いコンビのダイノジによるDJや、沖縄県を拠点に活動するお笑い芸人のネタ、子どもたちのダンスパフォーマンスもあり、観客たちはバスケ以外のエンターテインメントも楽しんでいた。

 なお、第2回目は1月14日にイオンモール沖縄ライカムで、第3回目は2月23日にミュージックタウン音市場で行われる。

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