2018.03.04

3x3の日に『B.LEAGUE PRESENTS 3x3 SPECIAL GAME』開催

『B.LEAGUE PRESENTS 3x3 SPECIAL GAME』に出場したメンバー[写真]=B.LEAGUE
バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 3月3日は『3x3の日』。一般社団法人日本記念日協会に記念日として制定されていることをご存じだろうか。この日、2020東京オリンピックの正式種目にも採用され注目を集める「3x3」の魅力を伝えるため、千葉ジェッツvsサンロッカーズ渋谷が行われる船橋アリーナで、『B.LEAGUE PRESENTS 3x3 SPECIAL GAME』が開催された。

 このスペシャルマッチで対戦したのは千葉ジェッツの島田慎二社長率いる『TEAM B.LEAGUE』と、3x3女子日本代表、花田有衣選手と3x3U18日本代表の改田拓哉選手を擁する『TEAM JAPAN』。またそれぞれのチームには佐古賢一氏と長谷川誠氏という日本バスケボール界のレジェンドが加わり、イベントに彩を添えた。

佐古賢一氏(写真中央)と長谷川誠氏(写真右)のレジェンドがコートに立った[写真]=B.LEAGUE

 島田社長がスターターとしてコートに立つと、ホームのファンから大歓声を浴びれば、ベンチスタートの佐古氏がコートに入って早々、2ポイントシュート(5人制の3ポイントシュート)を決めるなど、序盤からゲームは大盛り上がり。佐々木クリスさんと改田選手がバチバチの1対1を見せれば、長谷川氏が現役時代と変わらぬシュートフォームを披露するなどして、試合時間の3分があっという間に終了した。結果は6-3でTEAM JAPANが勝利を収めた。

 試合後、メディア対応を行った島田社長は、「(3x3は)もっと流行るはず。東京オリンピックに向けて盛り上げていきたい」と語ると、「ファンの前でプレーするのは楽しい。選手の気持ちが分かった気がするし、テンションが上がった。やっぱりお客さんをいっぱい入れたアリーナで選手たちにプレーさせたい」と、改めて多くのファンを迎える大切さを感じ取ったようだ。

 「現役時代だったら、これでオリンピックを目指したかもしれない」と語ったのだが、佐古氏。「3x3は切り替えの早さやスピード感が面白い。雰囲気が違うし、新しいバスケの感じがする。東京オリンピックに向けて盛り上がっていければいいと思う」と、3x3の魅力を実感した。

「現役時代だったら、これでオリンピックを目指したかもしれない」と語った佐古氏[写真]=B.LEAGUE

 日本代表の2選手はレジェンドとのプレーを楽しんだ。「3x3の日ということで、違う雰囲気の中で楽しくプレーできました。皆さんに3x3をもっと知っていただければうれしいです。それにしても、佐古さんや長谷川さんとプレーできてやうれしかったです。それにしても佐古さんがファーストシュートを決めてしまうのって、すごい! 観客の方たちを楽しませる術もご存じでがさすがです」と、花田選手は興奮気味にイベントを振り返った。

 最年少で出場した改田選手は、得意のボールハンドリングを披露。「僕は小学2年でバスケを始めたのですが、その時親から買ってもらったのが佐古さんの技術書だったので、待合室でめちゃくちゃ緊張しました(笑)」と、裏話を教えてくれた。そして「今後はU18を卒業していきますが、代表に選ばれるように頑張ります。そしてオリンピックに出られるようなら、メダルをしっかり取れるようになりたいです」と、強く決意を語った。

『B.LEAGUE PRESENTS 3x3 SPECIAL GAME』
■TEAM B.LEAGUE

島田慎二(千葉ジェッツ代表取締役社長・B.LEAGUEバイスチェアマン)
長谷川誠(元バスケットボール男子日本代表選手)
佐々木クリス(B.LEAGUEアナリスト)
岡田麻央(BS11「マイナビ Be a booster! B.LEAGUE ウィークリーハイライト」リポーター)
田村裕(麒麟)(B.LEAGUE大好きお笑い芸人)、

■TEAM JAPAN
花田有衣(2017年3x3女子日本代表/FIBA 3x3 World Cup 2017出場)
改田拓哉(2017年3x3U18日本代表/FIBA Asia Cup 2017出場)
佐古賢一(男子日本代表アシスタントコーチ)
上村彩子(TBSアナウンサー スポーツ情報番組「S☆1」MC)、

■MC
MC MAMUSHI

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