栃木ブレックスが天皇杯初制覇へ残り1勝、京都ハンナリーズに競り勝つ

ライアン・ロシターは15得点12リバウンドに加え、9アシストの活躍[写真]=山口剛生

 1月12日、さいたまスーパーアリーナで「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドの男子準決勝が行われ、栃木ブレックスが京都ハンナリーズと対戦した。

 試合開始1分1秒、栃木は遠藤祐亮の3ポイントで試合を動かすと、鵤誠司渡邉裕規も得点をマークして先行する。残り3分56秒からは渡邉が2本の3ポイントを沈め、7点リードで第1クォーターを終えた。次の10分間も3ポイントで先制したが、その後は10得点にとどまる。互いにロースコアとなるも、計15失点を喫して34-29でハーフタイムへ。

 第3クォーターは開始からジェフ・ギブスライアン・ロシター、鵤が加点して点差を10点に広げる。しかし、残り4分28秒から0-8と走られ、同20秒で50-48。それでも、終了間際にギブスがオフェンスリバウンドからシュートを決め、4点リードで最後の10分間へ突入した。

 第4クォーター序盤、竹内公輔が連続得点をマークすると、鵤、ロシター、遠藤にも得点が生まれ試合終了残り4分21秒で63-53とする。その後は、栗原貴宏の3ポイントなどで追いすがる京都を振りきり、最終スコア71-62でタイムアップ。栃木が最後までリードを渡さず、天皇杯初優勝へ、あと1勝とした。

【試合結果】
栃木ブレックス 71-62 京都ハンナリーズ(@さいたまスーパーアリーナ)
栃木|21|13|18|19|=71
京都|14|15|19|14|=62

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