2017.12.08

昨季ホームで連敗を喫したシーホース三河相手に、川崎ブレイブサンダースがリベンジを狙う

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 川崎ブレイブサンダースが今季初の連敗。勝敗数で並んでいたサンロッカーズ渋谷を迎えた1戦目(12月1日)は、第1クォーターでニック・ファジーカスが無得点に抑えこまれ、チーム全体でもわずか6得点。後半は50得点を挙げたものの、ディフェンスで踏ん張りきれなかった。接戦となった2戦目(12月2日)は、残り2秒でロバート・サクレに逆転の3ポイントシュートを許してしまい痛い敗戦。ファジーカスは2戦とも被ブロックショットが3つを数えるなど、普段のすごみが影を潜めた。

 今節はシーホース三河戦。その三河も前節はアルバルク東京に16連勝を止められ、1勝1敗と不首尾に終わった。1戦目(12月2日)は序盤から追いかける展開を強いられ、残り1分を切ってついに追いついたものの、あと一押しが足りなかった。翌2戦目(12月3日)では先手を取り、逆転されてもそのつど金丸晃輔の得点でリードを奪い返した。金丸はこの日26得点を挙げ、個人としても8得点止まりだった前日の借りを返した。

 昨季は川崎がホームで2敗しているこのカード。前節も連敗しているだけに、ここは必ずホームを守りたいところだ。最もリベンジに燃えているのは、前節不完全燃焼に終わったファジーカスと、ポイントガードのスターターを務めた直近5試合で2勝3敗と負け越している藤井祐眞だろう。

文=吉川哲彦

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