2018.08.22

【レバンガへの道】折茂武彦 苦しかった2011年、初勝利の喜びを共有できたのが力に

北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 大学4年の時にインカレで優勝して、初めて日本一になった。1998年の世界選手権に31年ぶりに日本が自力で出た。2001年はトヨタ自動車で初優勝。06年には桜井と一緒に日本で開催された世界選手権に出場した。
 でも、一番印象に残っているのは、2011年にレバンガになって初めてのホーム開幕戦の帯広での試合かな。チームが消滅して、何も分からない中でチームを残す方向に持っていったけど、現実は厳しくて。ようやく試合ができる環境にて、おまけに相手は強豪のアイシン(現シーホース三河)。簡単には勝てないだろうって思ってたのに、(2戦目で)勝てた。会場のファンも涙を流して喜んでくれました。もちろん優勝が一番いいんでしょうけどそれとは違う喜びを感じ、すべての人と共有できた。そういう感覚って、人生の中で非常に少ないのかなと。そういう試合を見せられて、僕たちにとっては次につながったと思います。
 Bリーグ2年目の今季はある程度強豪といわれるチームとも戦えていますが、勝ちきれない弱さがあると感じています。最後の詰めに経験の差が出てしまっている。勝っているチームは10点負けてても慌てずにゲームコントロールをして、その時間帯にやるべきことをみんなが同じ方向を向いて、それぞれの仕事をきっちりやっています。レバンガにもそういう経験のある選手が増えてくれば、もっともっといいチームになる。来季につなげるためにも、各選手が自分の役割を再認識して試合に臨んでいければいいと思っています。

文=須藤幸恵(北海道新聞) 
写真=金田淳(北海道新聞)
2017-18シーズン応援リーフレット「LET’S GO!! LEVANGA」より

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