2019.02.08

富山グラウジーズは積極的に3Pを狙いたい…大阪エヴェッサは長野誠史、吉井裕鷹の活躍に期待

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

富山グラウジーズvs大阪エヴェッサ(@富山市総合体育館)
第1戦:2月9日18時5分、第2戦:2月10日13時5分

 富山グラウジーズは前々節までの5連敗で勝率5割となり、再度”借金”生活転落の危機に直面して名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦に臨んだ。オフェンシブチーム同士の対戦としては1戦目はロースコアとなり、71-71で延長戦に突入。残り1秒の宇都直輝のジャンプシュートで劇的勝利を収め、連敗を脱出した。しかし2戦目は名古屋Dの3ポイント攻勢に屈し、94失点で勝率5割にUターン。前々節までの36試合すべてにスターター出場していた大塚裕土の欠場も響いた。シーズン序盤の勢いをなかなか取り戻しきれずにいる中、外国籍選手3人体制への移行に踏みきり、アラン・ハーンドンと契約合意。まずは選手登録が今節に間に合うかどうかに注目が集まる。

 同じく5連敗中だった大阪エヴェッサシーホース三河と対戦。こちらは1戦目で持ち味のディフェンスが機能せず98失点で完敗を喫したが、2戦目は三河の追いあげをしのいで連敗ストップ。1戦目で初めてスターターを務めた長野誠史がこの試合もスターターで28分33秒出場し、16得点5アシストで勝利の立役者となった。トレバー・ムバクウェも加入後2度目の2ケタとなる17得点と、今後の活躍に期待を抱かせた。

 上位進出を窺う者同士の対戦となるが、より負けられないのは黒星が8つ先行し、上位3チームに大きく引き離されている大阪。少なくとも6連敗した分を挽回し、勝率5割に近づいていかなければならない。ガード陣の故障が相次いだ中で頭角を現してきた長野が、その若さでチームのカンフル剤になることができるか。前節1戦目に10分ジャストの出場で7得点と効率の良いスタッツを残した特別指定選手の吉井裕鷹にも同様の役割を期待したい。

 一方の富山は、今節も大塚が出場できない場合、試投数がリーグ最少の3ポイントで今まで以上に脅威を与えられなくなる。阿部友和水戸健史に加え、葛原大智も積極的に3ポイントを狙う必要があるだろう。

文=吉川哲彦

■ロースター
・富山(ヘッドコーチ:ドナルド・ベック)
レオ・ライオンズ
船生誠也
阿部友和
山田大治
水戸健史
宇都直輝
比留木謙司
大塚裕土
葛原大智
青野文彦
ジョシュア・スミス
前田悟
松山駿

・大阪(ヘッドコーチ:穂坂健祐)
今野翔太
長野誠史
藤高宗一郎
ファイ・パプ月瑠
根来新之助
木下博之
合田怜
エグゼビア・ギブソン
佐々木隆成
熊谷尚也
畠山俊樹
ジョシュ・ハレルソン
吉井裕鷹
トレバー・ムバクウェ

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