2020.02.03

<レバンガ・折茂武彦のティップオフ>最後のオールスター、本当に楽しかった

オールスター戦でMVPに輝き、笑顔を見せる折茂武彦[写真]=大島拓人(北海道新聞)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

■MVPの賞金は一晩で
 Bリーグのオールスター戦(1月18日・北海きたえーる)が無事、終わりました。今季限りで引退する僕にとって最後の機会でしたが、あっという間に時間が過ぎ本当に楽しかった。みなさんのおかげで最優秀選手(MVP)に選ばれました。もちろん事前に話していた通り、MVPの賞金100万円は選手と焼き肉を食べたり、お酒を飲んだりして、一晩で使い切りました。

第1クオーター開始直後、先制の2点シュートを放つ折茂[写真]=大島拓人(北海道新聞)

 最も印象に残ったのは、試合で先制点を決めた場面です。今まで僕が続けてきたプレーが集約されたようなシュートでした。敵陣の深い位置に入って、スクリーンを使って駆け引きをして得点が生まれた。とても気持ち良かったです。2006年の世界選手権など、日本代表で一緒だった双子の兄弟、竹内公輔(宇都宮)、譲次(A東京)と同じチームでプレーできたこともうれしかった。コートには苦楽を共にしてきた桜井(レバンガ北海道)もいてほっとする瞬間もありました。

第4クオーター、3点シュートを決める折茂[写真]=大島拓人(北海道新聞)

 試合前、シュートやパス、ドリブルの技術を競う「スキルズチャレンジ」に出場した富樫(千葉)が、僕の背番号「9」がついたレバンガ北海道のユニホームを着て登場した時は驚きました。選手なら誰もが、若い時は『自分が一番』と思ってプレーしているもの。なかなかあのような気配りはできない。僕が最後ということで、敬意を払ってくれた人間性を素晴らしいなと思いました。しかも、ユニホームを自分で購入してくれたと後でスタッフから聞きました。僕の若いころなら同じことはできなかったでしょう。彼は最高の選手の一人ですが、人としてもとても気持ちの良い男だなと感じました。

 B1は後半戦に入りました。チームは東地区最下位と厳しい状況にありますが、何かを変えるのではなく、今まで積み重ねてきたことを大切に戦っていきます。(運営会社代表、選手)

2020年1月29日 北海道新聞掲載

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