2020.03.17

<レバンガ・折茂武彦のティップオフ>無観客でもファンに元気を届けることができれば

無観客の試合でプレーする折茂武彦[写真]=2020年3月15日、伊丹恒撮影(北海道新聞)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 Bリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月14日から無観客でB1、B2の公式戦を再開することを決めました。日本だけではなく世界中で感染者が増えている中、非常に苦しい中での判断だったと思います。

 無観客での開催が決まって、僕の中で最初に頭に浮かんだのはファンのことです。皆さんの応援があったからこそ、ここまで来られました。ファンの前でプレーできないなら、試合をやる意味はあるのかというのが、一選手としての正直な気持ちです。今季限りでの引退を決めているので、自分のプレーを見せたいという思いもあります。ただ、Bリーグがさまざまなことを考えた上で出した結論です。無観客でもリーグ戦を再開したことが、意味のあるものにしていかなければなりません。

 経営者としては、無観客での開催はクラブにとって非常に厳しい事態だと受け止めています。無観客では興行収入が得られなくなるため、今季のレバンガは当初目標より大きく減収となる見通しです。賃金未払いは絶対に避けますが、来季の予算に響くでしょう。これまでたくさんの方が支えてくださったおかげで、ようやく経営的にもプラスの状態になってきていました。今回のことで再びマイナスに陥ってしまうことのないよう、自分たちが今できることを必死にやっていかなければなりません。

 レバンガはプレーを通して北海道からファンに明日の活力を届けることをスローガンにしています。このような難しい状況の中でも最後まで諦めないプレーをして、少しでも皆さんに元気を届けることができればと思います。(運営会社代表、選手)

2020年3月14日 北海道新聞掲載

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