7月7日、京都ハンナリーズは石谷聡と選手契約合意を発表した。
福岡県出身で現在35歳の石谷は、177センチ73キロのポイントガード。福岡大学卒業後の2008年に福岡に入団し、青森ワッツに所属した2014-15シーズンを除く計11シーズンを地元のチームで過ごした。
昨シーズンは32試合に出場し、222得点(1試合平均6.9得点)、113アシスト(同3.5アシスト)を記録。さらに3ポイントシュート成功率では42.4パーセントをマークした。
今回の発表に際し、石谷はライジングゼファー福岡の公式HPにて、球団やファン・ブースターへの感謝の気持ちを綴っている。
「この度11シーズンプレーしてきたライジングを退団することになりました。
この11シーズンを言葉ですべて表現するのは正直難しいです。いろんなことがあり、いろんな経験をさせてもらい、たくさんの人と出会い、良いことも悪いことも含め今はすべてがいい思い出ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。今の僕があるのはこのチーム、福岡という街、そして応援してくれる皆様がいたからです。ありがとうございました。
バスケット王国と言われるこの福岡という街で、このチームがもっともっと地元に根付いていって欲しいですし、たくさんいる福岡出身の素晴らしい選手、またこれから出てくる素晴らしい選手達がこのチームでプレーしたいと思うチームになって欲しいと願っています。そのためには皆様の応援が不可欠です。これからもライジングゼファーフクオカの応援をよろしくお願いします。
11シーズン本当にありがとうございました」
また、石谷は京都の公式HPにも、新シーズンに向けた決意あふれるコメントを発表している。
「この機会を与えて下さった球団関係者の皆様に感謝したいと思います。
京都という素晴らしい場所で新たにシーズンを迎えることができることをうれしく思います。自分が持っているものすべて出してチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
ハンナリーズブースターの皆さん応援よろしくお願いいたします」
京都の板倉令奈GMからも「ベテランらしい落ち着いたゲームメイク、高確率な3ポイントシュートを武器に貢献してくれます。また、B1~3を経験している彼の言葉やプレーはコート内外でチームに勇気をもたらしてくれます」と期待を寄せられる石谷。福岡の街に愛されたベテランポイントガードの新天地での活躍に注目だ。