2020.09.10

<レバンガ担当 石川ひとみ’s eye>5 レバ担を外れました(泣) 「いちレバブー」としてプレシーズンゲームを観戦して気づいたこと 今季の期待値はグググッと上昇ですよ

座席が1席おきとなったアリーナ
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 9月1日付で、運動部から紙面をレイアウトする部署へ異動しました(泣)。

 異動に伴いレバンガ北海道担当も外れました…。でも、コラムはひっそりと続けていくことになりました。ということで引き続き、どうぞよろしくお願いします。

 さてさて、「いちレバブー」として9月5日に北海きたえーるで行われたプレシーズンゲーム、越谷戦を観戦してきました。「ああ、原稿に何を書こう」とか、「これはネタになりそうだ」とか、仕事モードにならずに、ただただ試合を楽しめるのは久しぶり。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、どんな風に試合が行われたのか、感じたままにお伝えしようと思います。

■コロナ対策下での新たな楽しみ
 会場入口には検温装置があり、立ち止まって体温を測ってから入場です。37.5度以上の場合、中に入ることはできません。もちろんマスクは必須です。座席も全席指定。1席ずつ間を開けて、プロ野球やサッカーJリーグと同様に、ソーシャルディスタンスを保ちながらの観戦です。観客の上限は、満席の50パーセントの約2800人で、この日は1344人が観戦しました。

北海きたえーるの入場口。今季から検温装置が設置されました

 以前から告知されていたことですが、試合が始まっても、いつもの「頑張れレバンガ」や「ディーフェンス」のかけ声はありません。拍手のみの応援でしたが、それでもやはり、アリーナでの観戦に勝るものはないなと思いました。

 確かに静かな会場ではありましたが、ファンの熱気や思いは声に出さなくてもそのままで、大きく盛り上がりに欠けるものではありませんでした。

 ただ、まだ拍手や声なしの応援に不慣れなので、フリースローの時はどうすればいいのか、など戸惑った方も多かったのではと感じました。一方で、選手のプレー中のかけ声やベンチの盛り上がりが今まで以上に聞こえてくるのはいいですね。新たな楽しみになりそうです。

 コートではハードなディフェンスに素早いオフェンスを展開。オールコートプレスをし、選手を一気に入れ替えてタイムシェアするなど、宮永雄太ヘッドコーチのやりたいことが明確に分かりました。まさに今季のチームスローガン「This is us.」です。ゲームには敗れたものの、メッセージ性の強い試合だったなと感じました。流れるようなオフェンスを意識しすぎてボールを回しすぎるなど、初戦ということもあり修正点は多そうにみえましたが、外国籍選手が合流してわずか数日。伸びしろは十分ありそうです。

■調子のバロメーターはファウルの数 誰だ?

 印象的だったのは、3点シュートを多投していたこと。第1戦は32本、第2戦は28本でした。レバンガの昨シーズンの3点シュートの試投数は1試合あたり18本程度だったことを考えると、増えたと言えるでしょう。

 多嶋朝飛選手ら今までのメンバーの他に、葛原大智選手、ニック・メイヨ選手、ジャワッド・ウィリアムズ選手、牧全選手と積極的に遠目のシュートを打てる選手が増えたので、攻撃のバリエーションが増え、3点シュートが少ないという長年課題の解決の糸口がみえそうです。

 そして、桜井良太選手の全力プレーをうれしく思ったレバブーも多かったのではないでしょうか。ここ2シーズンの不振を拭い去るような動きに復活劇を期待したのは、わたしだけではないはず。スタメンの1戦目は8得点を挙げ、2戦目はファウルアウト。

 北海道新聞の歴代レバ担の中では、桜井選手の調子のバロメーターはファウルの数で分かるということになっています(笑) 好調なほど激しく動くのでファウルが積み上がるーと勝手に仮説を立ており、これは良い兆しではないかと感じています。

 2戦目は2桁得点の選手が5人、シュート成功率50.8パーセントで快勝。越谷戦は1勝1敗で終えましたが、今季のレバンガへの期待値はグググッと上がったのではないでしょうか。9月19、20の両日には三遠戦が控えます。B1との試合でより、開幕に向けてのレバンガの完成度や立ち位置が分かる試合になるだろうなと楽しみです。

9月5日は1344人の観客が入りました。

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