2020.10.20

横浜ビー・コルセアーズは再び強豪と激突、勝利にはチェンバースに次ぐ日本人選手の奮起が必須

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

横浜ビー・コルセアーズ vs 千葉ジェッツ(@横浜国際プール)
10月21日19時5分

 横浜ビー・コルセアーズは前節、アルバルク東京とのホームゲームで連敗し現在3連敗。初戦は計21個のターンオーバーを犯して完敗したが、続く第2戦では修正力を見せ、最終スコア65-72まで迫って復調の兆しをうかがわせた。この試合では前日に差をつけられた第1クォーターから互角の展開に持ち込み、ターンオーバーも12まで減少。レジナルド・ベクトンが17得点、アキ・チェンバースが15得点を挙げた。

 1試合のみとなる今節もホームで戦える横浜。その相手は千葉ジェッツだ。その千葉は前節、宇都宮ブレックスとの第1戦はシャノン・ショーターの22得点など計87得点を奪ってホーム開幕戦を白星で飾った。しかし、第2戦では立ち上がりから追いかける展開となり、第3クォーターのスコアは15-25。最終的に17点差で敗れ、大野篤史ヘッドコーチは「まだまだ2試合通じてタフに戦えない」と敗因を分析した。

 横浜は戦力がそろっていない状況だが、A東京との第2戦のようにターンオーバーやリバウンドで五分に持ち込んで勝機を見出したい。2戦通じて122得点に留まった攻撃も修正の余地があり、アキ・チェンバースに続く日本人選手の奮起が待たれる。

 一方の千葉も、連敗阻止がかかる大事な1戦。18日の試合では3ポイントシュートが14本中3本の成功に終わっただけに、この確率を上げたいところ。特に田口成浩の3ポイントは、ここまで第1節第2戦で記録した3本のみ。チームのピュアシューターが、自身の武器で勝利を掴み取りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ

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