2020.10.20

ともに連敗中の両軍、レバンガ北海道はインサイドでの課題を修正しホーム初勝利を届けたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道 vs 秋田ノーザンハピネッツ(@北海きたえーる)
10月21日19時5分

 前節はともに連敗のレバンガ北海道秋田ノーザンハピネッツが、北海きたえーるでの平日ナイトゲームで相まみえる。

 島根スサノオマジックを迎えた前節の北海道は、第1戦を85-93、第2戦は80-84と競り合いをものにできず連敗が3に伸びた。2戦を通じて見えた課題はインサイドでの攻防。リバウンドでは10本以上の差をつけられ、ペイントエリアからの得点に関しては第1戦で自軍の24得点に対し島根が54得点、2戦目は28得点に対し48得点と失点の多さが際立った。葛原大智中野司らのウイング陣もより高いリバウンドの意識、インサイドではベンチから登場する玉木祥護のハッスルプレーがホーム初白星には必要になりそうだ。

 秋田は琉球ゴールデンキングスとの前節初戦、計53得点とオフェンスが振るわず21点差の敗戦。初出場のアレックス・デイビスは9得点、チーム最高得点もカディーム・コールビーの11得点に留まりホーム開幕戦を落とした。点の取り合いとなった次戦は、計16得点を挙げた細谷将司、14得点の中山拓哉の活躍もあり試合終了残り1分56秒で1点ビハインド。しかし、そこからインサイドを狙われ最終スコア76-82と逃げ切られた。この試合は両チーム合計39ターンオーバーとやや荒れた展開となり、今節の秋田はミスを減らすことが必須。特徴であるアグレッシブなディフェンスから速い展開においても、精度の高いプレーを心掛けたい。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー
古川孝敏

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