2020.11.06

信州ブレイブウォリアーズとシーホース三河、ともに新戦力がどこまでフィットしているかに注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

信州ブレイブウォリアーズ vs シーホース三河(@ことぶきアリーナ千曲)
第1戦:11月8日14時5分 第2戦:11月9日19時5分

 B1での10試合を終え、2勝8敗と西地区8位に沈む信州ブレイブウォリアーズ。今節は7勝3敗で同地区2位のシーホース三河をことぶきアリーナ千曲に迎える。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームに乗り込んだ前節。信州は西山達哉が7本の3ポイントシュートを含む自身最多の26得点をマーク。ウェイン・マーシャルアンソニー・マクヘンリーも2ケタ得点を挙げたが、チーム全体での2ポイント成功数が11本に終わり、61-65で敗戦。失点は評価できる一戦となったが、引き続き得点力不足を露呈してしまった。

 現在の1試合平均67.3得点はB1・19位となっており、巻き返しへはオフェンス力向上が必須。中でも新戦力として期待されていたヤン・ジェミンが4試合でわずか2得点、プレータイムも最長約10分間とチームにフィットできていない様子。バイウィーク期間中にどこまでチームとの連携とコンディションアップができているかに注目したい。

 一方の三河は前節、今季最多98失点を喫し大阪エヴェッサに22点差をつけられた。シェーン・ウィティングトンダバンテ・ガードナーのインサイド陣で49得点を稼ぐも、金丸晃輔が2得点に終わるなどガード陣の得点が伸びず計76得点。三河に関しても、まだ合流して間もない新外国選手との連携強化が1つのポイント。直近4試合で先発を務めているカイル・コリンズワースのパフォーマンスが安定してくれば、さらなるチーム力アップが図れそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
増子匠
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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