2020.11.13

勢いに乗りたい滋賀レイクスターズとここから立て直したい京都ハンナリーズが対戦

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

滋賀レイクスターズ vs 京都ハンナリーズ(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:11月14日17時5分 第2戦:11月15日14時5分

 激戦となることが多い滋京ダービー。今回ホームの滋賀レイクスターズはクラブ公式ツイッターで「滋京ダービー大喜利」を展開するなど、例年通りに盛り上げを図る。また、今季に関しては京都ハンナリーズの小川伸也ヘッドコーチが昨季まで長く滋賀に在籍していたということもあり、ブースターにとっても一際思い入れの強い顔合わせとなる。

 序盤戦は黒星が先行した滋賀だが、接戦の試合も多く、決して力の差を見せつけられての敗戦ではなかった。11月に入ると新加入の外国籍選手がチームへのフィットが高まり、ついにアルバルク東京から勝ち星をあげることもできた。ジョーダン・ハミルトンを中心としたオフェンスに狩俣昌也晴山ケビンら日本人選手が絡むと爆発力が倍増する。

 対する京都はなかなかペースが上がらない。第6節には三遠ネオフェニックスに今季初勝利を許し、第7節にその三遠に勝率で並ばれたことで西地区最下位に転落した。ジャスティン・ハーパーをインジュアリーリストに登録したことも苦しい材料。緊急補強したベンジャミン・ローソンの働きに希望を見出したいところだ。

 今季の戦いぶりを見ると滋賀が優勢ではあるが、小川HCはショーン・デニスHCの戦略を知り尽くしているだけに、京都もそう簡単には引き下がらないはずだ。小川HCの采配に選手がどこまで応えることができるか、その遂行力がより重要になる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
谷口光貴
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

・京都(ヘッドコーチ:小川伸也)
寺嶋良
會田圭佑
大庭岳輝
菅澤紀行
久保田義章
松井啓十郎
満田丈太郎
レイヴォンテ・ライス
石谷聡
細川一輝
ジャスティン・ハーパー ※インジュアリーリスト
内海慎吾 ※インジュアリーリスト
ベンジャミン・ローソン
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン

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