2020.11.13

新潟アルビレックスBB対レバンガ北海道は、ゴール下の攻防が勝敗を分ける

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

新潟アルビレックスBB vs レバンガ北海道(@リージョンプラザ上越)
第1戦:11月14日17時5分 第2戦:11月15日13時5分

 川崎ブレイブサンダース宇都宮ブレックスに敗れ3連敗中だった新潟アルビレックスBB。前節も強豪のアルバルク東京との戦いを強いられたが、結果は最終スコア84−76と敵地で白星を奪ってみせた。宇都宮戦で出来が悪かった第1クォーターを1点リードで終えると、第2クォーターはロスコ・アレンの10得点、五十嵐圭の2本目の3ポイントシュートを飛び出して前半を5点リードで終了。第3クォーターには11月4日に加入が発表されたジェイソン・ウォッシュバーンも存在感を発揮してリードを拡大し、そのまま押し切った。アレンに次ぐ20得点に加え、3ブロックも記録したウォッシュバーンは、今後もチームの核としての期待が高まる一戦となった。

 中断期間前最後の2連戦は、ホームに戻りレバンガ北海道と対戦。その北海道は前節、横浜ビー・コルセアーズに延長戦の末に敗れて6連敗と元気がない。この試合、前半20分間は攻守が噛み合って17点リードを作った。しかし、後半のスコアは35−52と一転。第4クォーター終盤に追いつきオーバータイムまで持ち込んだものの、試合を通してペイントエリアから計52点を奪われ4点差で黒星を喫した。

 新潟と北海道は現在、平均リバウンド数でB1下位に沈んでおり、新潟が平均30.9リバウンドで18位、北海道が同29.1リバウンドでB1最下位。両者ともにゴール下の主導権争いで優位に立って勝利を手繰り寄せたいところ。大矢孝太朗(新潟)、玉木祥護(北海道)が限られた時間で役割を果たせるか。

文=小沼克年

■ロスター
・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
マーク・セントフォート
星野曹樹
大矢孝太朗
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

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