2020.11.13

11連勝中の琉球ゴールデンキングスが信州ブレイブウォリアーズを相手にトランジションの速い展開で挑む

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

琉球ゴールデンキングス vs 信州ブレイブウォリアーズ(@沖縄市体育館)

第1戦:11月14日19時5分 第2戦:11月15日14時5分

 前節で11連勝を飾り、今節はホームゲームを戦う琉球ゴールデンキングス。公式戦では初対戦となる信州ブレイブウォリアーズを迎え撃つ。しかも相手の大黒柱は、かつて9シーズンを琉球ですごしたアンソニー・マクヘンリーだ。

その琉球は、土壇場の勝負強さが光っている。前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに最大18点のリードを奪うものの第4クォーター残り2分を切って逆転を許す展開に。しかし、残り24秒には並里成が勝ち越しの3ポイントシュートを決めると、続いて岸本隆一がフリースローを沈めて競り勝った。琉球の指揮を執る藤田弘輝ヘッドコーチは、試合運びにおける“詰めの甘さ”を指摘したが、勝ち続けることで手にした課題をポジティブにとらえている。

 一方、信州もタフな連戦を勝ち切ってきた。前々節は三河との第2戦で第3クウォーターに引き離して勝利。中1日で迎えた前節の滋賀レイクスターズ戦も第4クォーター残り5分を切って突き放し、今季4勝目を挙げた。リズムを崩しがちだった後半にペイントエリアでウェイン・マーシャルやマクヘンリーが優位に立つことで得点を呼び込み、相手のスコアラーを三ツ井利也栗原ルイスが粘り強く守ったことが、ポイントだったといえるだろう。

 3連勝を目指す信州だが、琉球のジャック・クーリーをストップすることは攻防の肝になり、難敵といえるだろう。ボールを簡単に入れさせず、オフェンスリバウンドを許してはならない。前節は勝利したものの、相手にオフェンスリバウンドを16本を許していた。対する琉球は信州の起点となる西山達哉に圧力をかけたい。前節のように195センチの船生誠也の出番も増えそうだ。得意のトランジッション勝負に持ち込めば、クラブの連勝最多記録更新も見えくる。

文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
石崎巧
船生誠也
並里成
ナナーダニエル弾
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリ
ジャック・クーリー
牧隼利

・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
増子匠
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

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