2020.12.01

サンロッカーズ渋谷は前節の悪い流れを払拭したい、横浜ビー・コルセアーズは秋山皓太に注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷vs 横浜ビー・コルセアーズ(@墨田区総合体育館)
12月2日19時5分

 11月14日に行われた名古屋ダイヤモンドドルフィンズとのB1第9節、サンロッカーズ渋谷は前半終了時点で29−50とチームの歯車が噛み合わなかった。しかし、後半に入ると一変して猛追を開始し、最終クォーターの10分間では34−17。最大27点ビハインドから大逆転勝利を収めた。この勢いのまま第2戦も勝利といきたいところだったが、GAME2は2ケタ得点者が1人も出ず、今季最小の54得点とオフェンスに急ブレーキがかかって敗戦。

 攻守ともに不本意な内容でバイウィークに入っただけに、中断期間中にどこまでチームの立て直しができているかに注目したい。中でも、ここまで平均82.9点を記録している失点をどこまで軽減できるかが、今後白星を積み上げるうえで重要になるだろう。

 今節は墨田区総合体育館での平日ナイトゲーム。相手は現在東地区最下位に沈む横浜ビー・コルセアーズだ。前節、シーホース三河をホームに迎えた横浜だったが、2戦とも競り負けて今季4勝目とはならなかった。しかしながら、第2戦の最終盤で同点を狙った3ポイントを外し、試合後に悔しさのあまり男泣きした森川正明の姿は、ファンだけでなくチーム全体にも今後につながる活力を与えたに違いない。チームは現在1試合平均得点が70.7点に留まっており、攻撃力向上が1つの課題に挙げられる。この課題克服へは、前節で合計8本の3ポイントを射止めた秋山皓太の奮起がカギになる。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

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