2020.12.04

サンロッカーズ渋谷は連勝で相手との差を広げたい、盛實海翔vs納見悠仁のルーキー対決にも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷 vs 新潟アルビレックスBB(@青山学院記念館)
第1戦:12月5日17時5分 第2戦:12月6日14時5分

 バイウィーク明けのB1リーグ第10節。サンロッカーズ渋谷はホームに横浜ビー・コルセアーズを迎え撃ち、87―72で勝利を収めた。点差が開いた第2クォーターでは、チャールズ・ジャクソンライアン・ケリーが8得点を挙げたほか、石井講祐田渡修人の3ポイントも飛び出して28―17とした。ジャクソンは今季最多の27得点に加え、12リバウンドで勝利の立役者に。チーム全体では23アシストとボールも回った。

 新潟アルビレックスBBは前節、秋田ノーザンハピネッツとダブルオーバータイムまでもつれ込む熱戦を繰り広げた。第4クォーターの最終盤に追いつかれた形となったが、最初の延長戦では3点ビハインドの残り3秒に五十嵐圭が起死回生の3ポイントをマーク。ダブルオーバータイムでは、1点リードの残り34秒に林翔太郎が決定打となる3ポイントを射止め、110―102で価値ある白星を手にした。

 現在9勝7敗で東地区6位のSR渋谷に対し、新潟は6勝10敗で同8位。今節もホームで戦うSR渋谷は、2連勝で新潟との差を広げたいところ。横浜戦では第4クォーターに3点差まで追い上げられただけに、後半にも突き放すような試合運びを目指したい。

 第1戦に勝利すれば、今季2度目の連勝となる新潟。注目は会場となる青山学院記念館で大学4年間を過ごした納見悠仁。前節プロ初となる先発出場を果たした盛實海翔とのルーキー対決も見ものだ。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

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