2020.12.11

連敗脱出をかけた戦い、レバンガ北海道はプレーの強度を40分保てるかがポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道vs三遠ネオフェニックス(@北海きたえーる)
第1戦:12月12日16時5分 第2戦:12月13日14時5分

 現在4勝15敗のレバンガ北海道と2勝17敗の三遠ネオフェニックス。ともに地区最下位に沈む両チームが今節、北海きたえーるで相まみえる。

 3連敗の中、前節のサンロッカーズ渋谷戦に臨んだ北海道。第2クォーターはリズムを掴み20-10としたが、第3クォーターでは15得点とやや停滞。3点リードで迎えた最終クォーターは、開始2分6秒にライアン・ケリーに3ポイントのバスケットカウントを許して逆転されると、そこから失点を重ね71−77で競り合いを落とした。リバウンドで10本の差をつけられ、相手に28本のフリースローを与えてしまったことも敗因に挙げられる。

 前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦した三遠は、第1クォーターで34失点を喫してしまい最終スコア77-91で敗戦。カイル・ハントステヴァン・イェロヴァツの奮闘でインサイドでは主導権を握ったものの、計11本の3ポイントを浴び、全選手に得点を許すなどバランス良く加点された。

 北海道は前々節の川崎ブレイブサンダースとの試合も含め、後半に我慢しきれずリードを奪われる傾向が見られる。連敗脱出へは前半のバスケットを残りの20分も継続できるかが1つのポイント。ベンチから出る牧全内田旦人らの働きがより重要になりそうだ。三遠は、まず名古屋D戦の課題である試合の入りに注意したい。攻撃では前節14得点9アシストの鈴木達也が4試合連続2ケタ得点中と好調をキープ。今節も川嶋勇人とともに得点でチームをけん引できるか。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
山本浩太
岡田慎吾
西川貴之
鈴木達也
カイル・ハント
ステヴァン・イェロヴァツ

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