2020.12.12

<折茂武彦のティップオフ>クラブ経営、チーム状態いずれも我慢の時

千葉に68-72と惜敗=北海きたえーる(北海道新聞写真部・小川正成撮影)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 Bリーグ全クラブの昨季の決算概要が11月末に発表されました。新型コロナウイルスの感染拡大でリーグ戦が途中で中止になったため、36クラブ中22クラブが赤字になるなど厳しい結果となりました。クラブ経営は今季も新型コロナの影響を払拭(ふっしょく)できず、何とか我慢して今を乗り切らなければいけません。

 レバンガは昨季、黒字を確保することができました。道内経済が疲弊する中、今季も広告料収入はそれほど変わっておらず、ありがたく感じています。

■メイヨの負担大きく

絶対的な得点力を誇るメイヨ=11月21日、北海きたえーる(北海道新聞写真部・大石祐希撮影)

 観客数は満員の50パーセントまでに制限されていますが、どのクラブもその上限に達していないのが現状です。約3千人が上限となる北海きたえーるも平均は1800人ほどにとどまっています。皆さんのおかげで存続してきたクラブです。再び赤字や債務超過に陥らないよう、経費削減にも努めています。

 6、7日の川崎戦は今季、絶対的な得点力を誇るメイヨが欠場しました。これまで彼への負担が非常に大きく、疲れが出たのだと推測していますが、負傷ではないので長期間離脱するようなことはないと思います。

■3連敗でも内容は上向き

Bリーグ史上最多となる126失点、千葉に75―126で大敗し4連敗=11月7日、湿原の風アリーナ釧路(北海道新聞写真部・大石祐希撮影)

 11月の千葉戦で126点を奪われる、あり得ないような展開を経験し、宮永ヘッドコーチ(HC)も選手もかなりショックを受けたと思います。12月2日のリーグ再開後は3連敗中ですが、守備を徹底する意識や粘り強さなどが見えて内容は少しずつ良くなってきています。

 チームには若い選手が多くいます。試合に出場しなければつかめない感覚があるので、練習から必死でアピールしてプレータイムを勝ち取ってほしいです。今季は若手の育成と、HCが目指す激しい守備の徹底で成果を残すことが大切だと思っています。(運営会社代表)

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