2020.12.31

<橋本竜馬のバスケ脳>③ 「バスケットって本当に楽しいな」  負けず嫌いだった小学生

千葉戦で富樫(左)と競る橋本=12月2日、北海きたえーる
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 今回は、バスケットボールに打ち込んだ小学生時代のことをつづります。始めたのは小学4年の時でした。通っていた福岡県の飯塚小のバスケットボール部ができたばかりで人数が足りず、先に入っていた年上のいとこから「すぐに試合に出ることができるよ」と誘われて参加しました。

 やってみて最初に感じたのは「バスケットって本当に楽しいな」ということです。特にリバウンドを取りにいくのが好きでした。「すごくうまい」と褒められたことがあって、うれしくなった記憶があります。シュートを打つのも大好きでした。

■強かった球への執着心

 バスケットは、競技を始める前から身近な存在でした。父は福岡の県立高校の教師で、今も部活動の顧問を務めています。僕は小さいころから、休日に父が指導している高校の体育館に連れて行かれて、ボールに触れる機会がしばしばありました。

 母は高校時代、先輩だった父とともに競技に励んでいました。父方の祖父母もバスケットが縁で出会ったようです。祖父は小学生チームのコーチを務めた経験があります。バスケットにとても関わりの深い一家で育ちました。

敵陣を見つめる橋本=12月2日、北海きたえーる

 僕は小学生のころから負けず嫌いでした。昼休みのサッカーやキックベースボールで負けて不機嫌になったり、徒競走ではスタート直後に足が速い子の前に出たら、そのまま抜かされないように体を寄せてコースをふさぎながら走ったり…。いま振り返ると、本当にひどいなと思ってしまうこともあったほど、どんなときでも勝ちにこだわる子どもでした。

 バスケットボールでは、球への執着心がすごく強かった。ルーズボールの取り合いではがっちりつかんで決して離さなかったです。骨折してもすぐに練習を再開するなど、恐れを全く感じずにプレーするタイプでした。

 チームの練習は、みんなが球を追いかける楽しさを感じながら、勝利を目指して毎日、一生懸命取り組んでいました。ただ誕生して間もなかったこともあって、なかなか勝ち進むことができませんでした。

■優勝した喜びより、負けた悔しさ

 小学6年になって、地元の筑豊地区の大会で優勝して、初めて県大会へ出場しました。競技のレベルが高い福岡県にあって、筑豊地区はそんなに強い地域ではなかったのですが、創部初の県大会進出が誇らしくて「自分たちは結構、やれるんじゃないか」と意気込んでいました。

 ところが結果は1回戦で完敗でした。対戦したのは、他地区を4位か5位で勝ち上がったチームだったと思いますが、手も足も出ず、あっという間に試合が終わってしまいました。今となっては地区大会で優勝した喜びより、県大会で負けた悔しさの方が強く胸に残っています。

 小学校では、みんなでワイワイ言いながら競技に熱中して、思い出深い毎日を過ごすことができました。次回は中学校時代に触れたいと思います。

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