2021.01.01

若手の爆発が期待される新潟アルビレックスBBと上昇気流に乗った京都ハンナリーズが対戦

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

新潟アルビレックスBB vs 京都ハンナリーズ(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:1月2日17時5分 第2戦:13時5分

 西田優大水野幹太を加えてさらに若返った新潟アルビレックスBBだが、前節の信州ブレイブウォリアーズ戦はあえなく連敗。1戦目は第2クォーターにわずか9得点で主導権を失い、西田をスターターに抜擢した2戦目は第4クォーターに一時8点リードしながらも逆転負け。再延長に及ぶ大接戦を制して始まった12月は、終わってみれば2勝8敗と“借金”がかさむ結果となった。今節を前に特別指定選手として伊藤領の入団も発表され、西田や水野とともに起爆剤としての活躍を期待したい。

 その新潟と現在勝率で並んでいる京都ハンナリーズ。しかし、11月まで3勝止まりだったことを考えると、川崎ブレイブサンダースから2勝を奪った12月は新潟と対照的に上昇気流に乗っている状況だ。前節のサンロッカーズ渋谷戦も、連敗したとはいえ2戦とも後半に50得点以上を挙げ、最終スコアはいずれも5点差と十分に勝機はあった。貴重な仕事を遂行してきたベンジャミン・ローソンが代役の務めを終え、ジャスティン・ハーパーがインジュアリーリストから復帰。本格的に巻き返しの態勢に入ることになる。

 両者は第5節にも対戦して1勝1敗。ハーパー不在の京都が外国籍選手2人で臨んだにもかかわらず、新潟は2戦ともその2人に計60得点以上を許している。外国籍選手を離して守ってはならず、今季一度もなかった2ケタ得点を前節2戦とも記録した永吉佑也への警戒も不可欠。ディフェンス面で一工夫が欲しいところだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

・京都(ヘッドコーチ:小川伸也)
寺嶋良
會田圭佑
大庭岳輝
久保田義章
松井啓十郎
満田丈太郎
レイヴォンテ・ライス
石谷聡
細川一輝
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン

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