2021.01.01

宇都宮ブレックスを迎え撃つ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、連敗脱出へのカギはDFリバウンド

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs 宇都宮ブレックス(@ドルフィンズアリーナ)
第1戦:1月2日15時5分 第2戦:1月3日15時5分

 前節、アルバルク東京のホームに乗り込んだ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。初戦は第1クォーターで8点ビハインドを背負ったものの、その後は巻き返して競り合いに。しかし、40分で決着がつかず延長戦になると、オーバータイムでは先手を取られ99-102で試合終了。続く第2戦でも前半の12点ビハインドを最後まで覆せずに敗戦。この試合では相手の61.4パーセントという2ポイント成功率に対し、43.6パーセントと差をつけられた。

 2連敗で2021年最初のホームゲームに迎えるのは、開幕前に行われたプレシーズンゲーム以来の対戦となる宇都宮ブレックスだ。宇都宮は前節、第1戦こそLJ・ピークジョシュ・スコットの活躍が光ってシーホース三河を退けたが、GAME2では20点差で黒星。守備では前半だけで51失点とらしさを欠き、攻撃でも2ポイント(50パーセント)、3ポイント(24パーセント)ともに確率が低かった。

 名古屋Dは前節2戦ともに第4クォーター終了時点で90点失点以上しており、守備に課題を残した。ここまで平均リバウンドは宇都宮の36.4本に対し32.4本と差があるため、ディフェンスリバウンドを確実に拾って失点を抑えたい。

 一方の宇都宮は、前の試合ではポイントガードの長野誠史に20得点を奪われた。名古屋D戦ではこの反省を生かし、攻撃型ガードの齋藤拓実を抑えることは必須。次節以降は千葉ジェッツ、A東京、サンロッカーズ渋谷と同地区のライバルとの対決が続くだけに、今節で自慢の堅守を取り戻したいところだ。

文=小沼克年

■ロスター
・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

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