2021.01.07

滋賀レイクスターズ、筑波大の野本大智が特別指定選手として加入

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 滋賀レイクスターズは1月7日、筑波大学4年の野本大智と特別指定選手契約を締結したことを発表した。契約期間は同日から2022年6月30日までで、今季は学業を優先しながらチームの練習や公式戦に参加する予定だという。

 群馬県出身で現在22歳の野本は、183センチ82キロのポイントガード。筑波大学の4年生である同選手は、全日本大学バスケットボール選手権大会優勝1回、準優勝2回に貢献した大舞台の経験が豊富な選手。高校時代は全国では無名な存在ながら一般受験で強豪の筑波大へ入学し、1年次からインカレロスター入りを掴み取ったという経歴の持ち主である。

 クラブの公式HPを通じて、同選手は「Bリーグの舞台でプレーできることをとてもうれしく思います。自分の持ち味を活かしつつ、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」と話し、ショーン・デニスヘッドコーチも「野本選手はモチベーションの高い若い選手であり、優れたバスケットボールIQでチームに貢献してくれると思います。大事な時のスコア能力であったり、ボールマンに対するディフェンスにも優れた能力を持っています。チームにとって非常に良い影響を与えてくれるでしょう」と期待を寄せた。

 また、釜渕俊彦代表取締役社長も「野本選手は筑波大で昨年度のインカレ優勝の原動力となったPGです。アグレッシブなディフェンスや高確率で放つ外角のシュートが武器であり、何よりも高いバスケIQというPGとして理想的な資質を持っています。相手への適応する能力もあるので、Bリーグで多くの経験を積むことによってリーグトップレベルのPGへと成長してもらいたいです」とコメントしている。

 なお、野本はすでに練習に合流しており、リーグへの選手登録が完了次第、早ければ1月23日(土)24(日)サンロッカーズ渋谷戦からベンチ入りが可能となる見込。また、2020-21シーズンは特別指定選手、2021-22シーズンは通常のプロ契約となる。

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