2021.01.22

新潟アルビレックスBB対大阪エヴェッサは、どちらの大学生ルーキーが勢いをもたらすか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

新潟アルビレックスBB vs 大阪エヴェッサ(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:1月23日17時5分 第2戦:1月24日13時5分

 中断期間前のB1第16節、新潟アルビレックスBBはホームに京都ハンナリーズを迎えた。その初戦は、第2クォーターからの20分間で57−28というスコアで大差をつけることに成功し、24点差の圧勝。続く第2戦は第3クォーター終了時点で7点ビハインドの劣勢に立たされたが、試合終了残り4分30秒から9−0のランで試合をひっくり返し逆転勝利を収めた。ロスコ・アレンを軸に2戦とおしてリバウンドとペイントエリア内の得点で差をつけたことが勝因に挙げられる。

 今節、2連勝で迎える相手は大阪エヴェッサ。その大阪は前節、アウェーでアルバルク東京相手に星を分け合った。第1戦は残り3分を切った時点で12点リードしていたが、そこから踏ん張れず悔いが残る逆転負け。しかし、第2戦は一時13点ビハインドから巻き返して1勝をもぎ取った。1月13日に行われた宇都宮ブレックスとの「第96回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」3次ラウンドでは72−87で敗れはしたが、特別指定選手の高原晟也がわずかなプレータイムで5得点を挙げるなど、今後への収穫もあった。

 前節に続きホームの新潟は、年末に加入したばかりの西田優大が早くもスタメンに定着しつつある。最大の武器である3ポイントシュートでの得点はまだ2本だが、随所にアシストやスティールでの貢献が光っており、大阪戦だけでなく現在東地区9位に沈むチーム浮上のキーマンになりそうだ。対する大阪も、前述したルーキー・高原に期待。シュート力とディフェンス力に加え、勢いを与えるハッスルプレーでもチームの起爆剤となってほしい。

文=小沼克年

■ロスター
・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
伊藤領 ※特別指定
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
伊藤達哉
エリエット・ドンリー
土屋アリスター時生
角野亮伍
藤本巧太
駒水大雅ジャック
高原晟也 ※特別指定
中村浩陸
橋本拓哉
合田怜
ディージェイ・ニュービル
アイラ・ブラウン
ギャレット・スタツ
ジョシュ・ハレルソン

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