2021.01.26

約3カ月ぶりの再戦、両チームともにディフェンスの修正とミス軽減が勝利へのカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダースvs サンロッカーズ渋谷(@川崎市とどろきアリーナ)
1月27日19時5分

 新年1発目となる水曜開催のナイトゲーム。川崎ブレイブサンダースは、現在8連勝と好調を維持するサンロッカーズ渋谷をとどろきアリーナに迎え撃つ。

 前節、秋田ノーザンハピネッツとのアウェーゲームに臨んだ川崎。第1戦は先手を取られながらも前半のうちに逆転し、最終クォーターでは辻直人が12得点を稼いで白星。マティアス・カルファニが約3カ月ぶりに戦列復帰を果たし、いきなり14得点をマークしたことも収穫となった。しかし、第2戦は計23個犯したターンオーバーから37点、速攻から24点を奪われて大量96失点。連勝すれば1勝差で追っていた秋田との順位が入れ替わっていただけに、悔いが残る内容となった。

 対するSR渋谷の前節は、敵地で滋賀レイクスターズを連破。初戦は相手を68得点に抑え込み、GAME2は最終スコア86−79。ただ、GAME2では前半終了時点で22点あったリードを1ケタまで戻された。後半だけでジョーダン・ハミルトンに24得点を与えてしまい、守備に課題を残す結果に。

 現在の成績はSR渋谷が21勝8敗で東地区3位、川崎は18勝11敗で同6位。両者の対戦は第4節以来となり、その際は川崎が95−87で勝利している。前節は川崎が2戦合計36ターンオーバー、SR渋谷は29ターンオーバーと互いにミスが目立った。リベンジに燃えるSR渋谷と、これ以上引き離されたくない川崎の一戦は、前節からの守備の修正に加え、よりミスを軽減できたほうが笑うことになるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
八村阿蓮 ※特別指定

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