「向上心があったから
ここまで続けられた」
五十嵐圭が語る”18歳”

■信州ブレイブウォリアーズ vs 三遠ネオフェニックス(@ホワイトリング)
1月27日19時5分
連敗で突入した長いバイウィークが明け、信州ブレイブウォリアーズは前節からホーム5連戦に臨んだ。その皮切りとなる富山グラウジーズ戦、1戦目は持ち前のディフェンスと3ポイントシュートで主導権を握り、18点差をつける快勝。2戦目は相手のターンオーバーを誘うことができず、第1クォーターと第4クォーターに失点がかさんで敗れたが、前日と同数の13本の3ポイントを成功させるなど、オフェンス面はまずまずの出来だった。今節と次節もホームを守り、勢いをつけてシーズン後半戦を迎えたい。
ただ、今節相まみえる三遠ネオフェニックスは、未だ西地区9位とはいえ十分な警戒が必要だ。前節は信州と同じく昇格組である広島ドラゴンフライズと戦い、接戦をいずれも2点差で勝ちきった。1戦目はこの日15得点8アシスト3スティールを挙げた川嶋勇人が残り9秒で決めた2本のフリースロー、2戦目は1点ビハインドで迎えた残り4秒の西川貴之の3ポイントシュートがそれぞれ決勝点となった。カイル・ハントとステヴァン・イェロヴァツの安定感もさることながら、2戦目も12得点8アシスト3スティールの数字を残した川嶋の攻守にわたる活躍が勝利の大前提になっている。
三遠はネナド・ミリェノヴィッチがまだ離脱中だが、それでもハントとイェロヴァツを各試合10分前後ベンチに下げることができるのは太田敦也ら日本人選手の働きによるところが大きい。信州は、三遠の日本人選手に仕事をさせないことが勝利の絶対条件となるだろう。
文=吉川哲彦
■ロスター
・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
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