2021.01.26

上位陣に食らいつきたい富山グラウジーズ、ホーム連勝を伸ばせるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

富山グラウジーズ vs 新潟アルビレックスBB(@富山市総合体育館)
1月27日19時0分

 ジュリアン・マブンガ欠場という事態に見舞われた前節の富山グラウジーズは、信州ブレイブウォリアーズとの1戦目に敗れて連勝が4でストップ。得点が伸び悩んだ上、相手の得意とする3ポイントを13本も許すなどディフェンスも後手を踏んだ。特に、第3クォーターに大量34点を奪われたのが大きな痛手となった。2戦目もやはり3ポイントを13本被弾し、オフェンス面でも第3クォーターが11得点止まりで暗いムードが漂いかけたが、第4クォーターのリチャード・ソロモンの連続得点が白星を手繰り寄せた。今節は継続中のホーム連勝を6に伸ばしたい。

 その相手である新潟アルビレックスBBは、いずれも勝つチャンスがありながらも大阪エヴェッサに連敗。1戦目は第3クォーターに追い上げを許すと、第4クォーター残り約6分から14点を連取され急失速。五十嵐圭が23得点でチームに勢いをつけた2戦目も、第4クォーターに最大12点差をつけながら追いつかれ、延長は最後の2分を無得点で終えた。レバンガ北海道に勝率で並ばれ、今節は最下位に再転落する危機に瀕している。

 今シーズンは第4節で対戦し、富山がジョシュア・スミスを欠いたにもかかわらず30点差の大勝を収めている。当時から外国籍選手が2人入れ替わっている新潟はその2人、ジェイソン・ウォッシュバーンアレン・ダーラムの働きが不可欠。しかし、前回の対戦で日本人選手に計64得点を許していることを考えると、日本人選手の活躍こそが勝利への近道となるはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
伊藤領 ※特別指定
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

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