2021.01.29

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは約1カ月ぶりに連勝を果たして再び勢いづけるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs 新潟アルビレックスBB(@パークアリーナ小牧)
第1戦:1月30日15時5分 第2戦:1月31日15時5分

 約1カ月ぶりの連勝を狙う西地区3位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズが、ホームで東地区9位・新潟アルビレックスBBを迎え撃つ。

 名古屋Dは前節の広島ドラゴンフライズ戦でジャスティン・バーレルらを欠いたが、持ち味を発揮して連敗を6で止めた。1クォーターを26-11で圧倒すると、試合を通じて3ポイントシュートを14本を決め、司令塔・齋藤拓実の23得点を筆頭に、控えのパワーフォワード・菊池真人もシーズンハイとなる13得点の活躍。攻撃の起点となるディフェンスリバウンドも29対19で上回り、チーム一丸で悪い流れを断ち切った。

 一方、新潟は3連敗を喫した。前節の富山グラウジーズ戦はメインガードの五十嵐圭を欠き、前半だけで50失点する厳しい展開。試合を通じてペイントエリアで52点を失い、相手の攻撃を防ぐことができなかった。しかし速攻から19得点を挙げ、チームでこれからが期待されるプロ4シーズン目の林翔太郎が11得点、移籍1年目の柏倉哲平も約3カ月ぶりに先発起用され、加入間もない西田優大とともに奮闘した。

 名古屋Dは再び勢いづくためにも、今節は大事な試合となる。前節は勝ったものの、ミスが目立ち、セカンドチャンスも与えた。ここは修正して臨みたい。対する新潟は攻撃で爆発力がある名古屋Dに対して、ディフェンスで的を絞り、失点を防げるか。トランジションやハーフコートでパスを回されて3ポイントシュートを被弾しないよう、ほころびを出したくない。また西田にとっては昨シーズン、特別指定選手でお世話になった古巣との対戦。成長した姿を披露したい。

文=大橋裕之

■ロスター
・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介
笹山陸 ※特別指定
坂本聖芽 ※特別指定

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
伊藤領 ※特別指定
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

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