2021.01.29

今季3度目の連勝を狙う信州ブレイブウォリアーズ、勝利へ向け80得点は奪いたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズvs 滋賀レイクスターズ(@ホワイトリング)
第1戦:1月30日15時5分 第2戦:1月31日14時5分

 前々節は2戦とも80得点を超え、富山グラウジーズから1勝をもぎ取った信州ブレイブウォリアーズ。前節の三遠ネオフェニックス戦は第2クォーターに6得点しか奪えなかったが、第3クォーターの26得点で挽回し、延長にもつれこんだ末に1点差で白星を拾った。前々節の時点ではバイウィークを経てオフェンス面を改善できた印象もあったものの、前節は延長を除くと69得点で、1試合平均得点も未だ70点に届いていない。今節の相手は1試合平均82.9失点の滋賀レイクスターズ。80得点はクリアしたいところだ。

 滋賀も、前節はわずか52得点で琉球ゴールデンキングスに完敗。ベンチ入り11人のうち10人が得点を挙げてはいるが、2ケタに乗せたのは狩俣昌也だけで、外国籍選手は3人とも1ケタ得点だった。ただ、特別指定選手ながらスターターに抜擢されて6得点を挙げた野本大智に関しては及第点。B2香川ファイブアローズに期限付移籍となった谷口光貴の穴を埋める働きを期待したい。

 第8節の直接対決は前半の20分間で25-17という展開から、アウェーの信州が後半に49得点を積み上げて勝利。ウェイン・マーシャルがインサイドを支配した信州も最終的に66得点止まりだったが、滋賀はターンオーバーが7個しかなかったにもかかわらず日本人選手が計15得点に終わり、トータルで60点を割りこんだ。外国籍選手が得点力を取り戻した上で、日本人選手がチャンスを確実にものにして信州のディフェンスを崩すことができるか。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
野本大智 ※特別指定
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

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