2021.02.02

今季2勝している千葉ジェッツを相手に川崎ブレイブサンダースは三度白星を獲得できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

川崎ブレイブサンダースvs 千葉ジェッツ(@川崎市とどろきアリーナ)
2月3日19時5分

 FIBAアジアカップ2021の予選日程が2度にわたって変更され、最初の変更を受けてB1第23節の日程も変更。他の9カードに先駆け、川崎ブレイブサンダース千葉ジェッツが一足早く今季33試合目を消化することとなった。

 直近の試合である第19節、川崎は島根スサノオマジックと対戦。1戦目は大塚裕土の4本の3ポイントシュートなどで勝利を収めたが、2戦目はややハイスコアで推移する中、第3クォーターに11得点と失速。20点差がついた第4クォーター残り約7分から藤井祐眞を中心に猛追し、熊谷尚也の連続得点で残り21秒に追いついたものの、最後はフリースローを与えて1点差で敗れた。同一カード2戦目に限れば第13節から6連敗中だ。

 対する千葉もこのところ元気がない。第19節の大阪エヴェッサ戦は1戦目に黒星。第3クォーター終了時点で9点リードしていたが、第4クォーター開始2分弱で追いつかれ、その後に6点リードしても守りきれなかった。2戦目は6点リードで迎えた第4クォーターで追いつかれることなく逃げきったものの、1月は3勝4敗と負け越し。東地区首位の宇都宮ブレックスとは星の差1つのままだが、今節を取ってひとまず勝利数で並んでおきたい。

 順位は千葉が上だが、天皇杯3次ラウンドを含めた今シーズン2度の対戦はいずれも川崎が制している。千葉が特に意識を傾けたいのは第4クォーターの戦い方。川崎は要所での小さなミスを確実に突いてくるため、高い集中力を維持してミスを防ぎたい。

文=吉川哲彦

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

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