2021.02.05

選手層の厚さを示したい宇都宮ブレックス、新潟アルビレックスBBは試合序盤の出来が大きなポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックスvs新潟アルビレックスBB(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:2月6日15時5分 第2戦:2月7日15時5分

 前節、宇都宮ブレックスはアウェーでサンロッカーズ渋谷と対戦。ライアン・ロシター渡邉裕規を欠いた中での初戦は、僅差で試合が進むも第3クォーターを終えて5点ビハインド。最終クォーターは一時逆転に成功したが、勝負どころでベンドラメ礼生に連続得点を許し71−77で敗れた。第2戦では前日スタメン復帰を果たした比江島慎も不出場となる事態に。それでも、オフェンスでは初先発のテーブス海が自己最多タイの14得点、守備では計62失点に留めて5点差で競り合いを制した。今節はホームに戻り、新潟アルビレックスBBとの2連戦を迎える。

 その新潟は現在5連敗中と足踏みが続いている。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、第17節で負傷した五十嵐圭の不在も響き第1戦を62−79、第2戦は73−78で落とした。また、第2戦では福田将吾ヘッドコーチが体調不良のため青木勇人アソシエイトコーチが指揮を執っており、今節で復帰できるかも気になるところ。

 今月行われる全7試合中、6試合をブレックスアリーナ宇都宮で戦える宇都宮。その初戦となる新潟戦は、2連勝を飾って勢いをつけたい。比江島、渡邉の状態は不透明だが、選手層の厚さと堅守を見せつけられるか。

 対する新潟は11月に対戦した際、2連敗。2試合とも第1クォーターで大きく差をつけられて敗れているだけに、序盤は相手に食らいついて後半で勝負をかけたい。直近3試合でスタメンに抜擢されている柏倉哲平が、強気なゲームメイクと粘り強い守備でチームを引っ張れるか注目だ。

 文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット
星川堅信 ※特別指定

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
伊藤領 ※特別指定
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

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